ホーム社 君たちの日本国憲法

著者名：池上彰【著】

集英社（2019/08発売）

• ISBN：9784834253221

内容説明

憲法の本質、現行憲法の成り立ちと特徴、そして、憲法がわたしたちの生活とどれほど密接かを、池上彰が事例を交えて解説。それを護り、また変えていくには、どのような議論が必要なのかを導きだす。遠い存在に思えて、じつは身近な憲法。現役高校生への特別授業から生まれた、日本国憲法を深く理解するための必読書。

目次

はじめに
第一章　憲法って何？
第二章　天皇とはどんな存在？
第三章　「最低限度の生活」とはどんな生活？
第四章　憲法改正って何をどう変えるの？
第五章　もし国に「戦争に行け」と言われたら？
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなた]

憲法を守るのは権力者。国民が守るのは法律。自民党の悲願は自衛隊を国防軍にすること。岸信介の意思を引き継いだ安倍晋三はアベノミクスを成功させて、最終的には憲法改正をしたい。

2020/07/05

[おさと]

九条は変えるべきだ、という人に出会って、え？？ってなったけど、無知すぎて何も言えなったので、これは勉強せねば！と思い立ち手に取った。あーもっとちゃんと知っとかないといけないな。

2024/07/13

[かなた]

しっかりメモをとりながらだとより理解できました。憲法改正の規定を変えてしまえば憲法を簡単に変えられるって考えは理解できるけどやはり裏ワザ的だと思いました。実際に頓挫したみたいですけど今後もまた話題になったら今まで以上に興味を持てるも思います！

2022/03/18

[Shun Ito]

普段から意識することはないが我々の生活と密接に関わっている憲法。内閣総理大臣と天皇の立場の違いや安倍政権の取り組み等、分かりやすく説明されていてとても勉強になった。"表現の自由"が憲法で保障されているからみんなそれぞれ意見を持ってSNS等で発信できてるんだなぁ。

2019/12/13

[沙弥]

勉強の足掛かりに。噛み砕いた説明がわかりやすかった。池上さんの考えもおりこんであったが、押し付けがましくなく好感が持てた。超訳・日本国憲法もそのうち読みたい。

2020/07/22