ハヤカワ文庫NF<br> 日英インテリジェンス戦史 チャーチルと太平洋戦争

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ハヤカワ文庫NF
日英インテリジェンス戦史 チャーチルと太平洋戦争

  • 著者名:小谷賢【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 特価 ¥495(本体¥450)
  • 早川書房(2019/08発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784150505448

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内容説明

太平洋戦争はなぜ起きたのか? インテリジェンス研究の権威のデビュー作『イギリスの情報外交』が1万字超の加筆を施し改題復刊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フク

14
連合王国の情報収集・分析・活用の流れを感じる。〈英外務省はそれほど部局にこだわらず、広く情報を共有することによって、多角的に分析された情報を政策立案の源泉として利用していたのであった。〉自分の職場を見返すだけでも嘆息。2019/09/24

CTC

12
19年ハヤカワ文庫NF、単行本は04年PHP研究所。著者は日大危機管理学部教授、近著に中公新書『日本インテリジェンス史』がある(これは良書)。 本書単行本時のタイトルは『イギリスの情報外交』…本書は40〜41年の英国対日インテリジェンスがどのように外交戦略に活用されたかをみるものなので、現タイトルは羊頭狗肉感が強い。改題の必要は商売上の都合だとみて間違い無いだろう。著者は文庫化に際し04年以降の公開資料も反映させ、更に詳細注釈と出典明記によって本書の価値を高めた筈なのに、本書自体も陳腐に見えてしまう。2023/03/25

hayatama

6
軽い気持ちでポチった本やったけど、けっこうマジな学術書やった。(読むのに時間かかった。)太平洋戦争開戦前の英日関係を諜報という観点から読み解く本。だよなぁ、と思ったのが、イギリスが、対独戦にアメリカを巻き込むという視点で日英関係を見つめていたところ。謀略好きのきらいはあるけど、イギリス外交の面目躍如といったところ(何回も大混乱してるけど。)いやはや、新しい観点を発見できる良書でした。ただ、読むにはそれなりの覚悟が必要なマジメな本。2019/10/24

TALOS

5
正直言うと想像以上に難しい内容だったためそこまで理解できたかと言われると微妙です。しかし、国家という巨大な組織が各人の思惑に左右されながら、意思決定されしかもそれが国家間の微妙な力関係でなっていることの一端を知ることができました。2020/05/30

dongame6

5
私も日本人なのでどうしても太平洋戦争の勃発を日米関係を主軸に捉えてしまうが、英国と日本の外交関係を英側の資料を基にインテリジェンスの側面から捉えていくこの本は抜けている視点を埋めてくれるという意味で価値のある本だった。国家の情報組織というものの構造や、情報の伝達や共有などが政府の意思決定にどのような影響を与えるのか、あるいは与えないのか、歴史の情勢に成功と失敗の実例がそのまま表れており、とても面白かった。2019/09/15

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