内容説明
大ヒット書籍「一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法」の続編!
本作は、江戸時代前期に打たれた古碁が題材。
読者が唸るような、本因坊道策をはじめとする、歴戦の猛者の碁を収録しています。
古碁は現代の碁に比べて、形や石の流れが重視され、非常にわかりやすく学ぶのに適しています。
「一手ずつわかりやすく解説する」という、本シリーズのコンセプトともマッチした題材となっており、並べるたびに上達が実感できる内容になっています。
さらに本作から、棋譜を元にした次の一手問題を追加しました。
重要な場面を問題にしているので、並べた後の復習に活用できます。
本書の収録局を楽しく、繰り返し並べて、布石の感覚を身につけてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そり
13
石を並べ、立体的な形ができていくのは楽しい。やはり終局図だけ見たのでは情報が多すぎて飲み込みきれないと改めて感じる。一つ打ち、一つ解説を読むことを繰り返し、手の意味がなんとなくわかるようになると、NHK杯のプロの囲碁もけっこう楽しめるようになってきた。詰め碁も最初に少しは必要なのかもしれないが、観戦を楽しむなら棋譜並べをすることなのだ。しかし、他の本をちらと見てみると、この本のように1ページで五手分だけやるというのは無い。1ページに何手も詰めこまれていると、石の位置探しで無意味に疲労する。この本、画期的。2019/10/03