内容説明
年齢は関係ありません。
「ひきこもり」の改善はいつからでも間に合います。
今日からすぐにできるのです。
では、どうすればいいのか?
そもそも、なぜ「ひきこもり」となってしまったのでしょうか。
自分がダメ人間だから? 甘えているから?
はたまた親のしつけが悪かったから?
いいえ、違います。その考えはいったん捨ててください。
ひきこもりの多くは「発達障害」と関係しています。
ひきこもり者を治療するという発想を捨て、
今の「生きづらさ」を回避し、自らの「長所」でカバーする。
本書は、ひきこもりで苦しむ本人とご家族のみなさん
といっしょに社会への小さな第一歩を確実に
踏み出せる方法を考えわかりやすく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チヒロール
12
ひきこもり歴が7年あった著者だけに、苦しみながら編み出した「5つの作戦」や改善法、働く為のスモールステップなど説得力があった。ひきこもってしまう背景には発達障害である事が原因の一因として多いという。自分と向きあい認知する事から始まる。精神論からではなく、先ずは小さな事から行動する勇気。親の経済力に乗っかっる今はいずれ8050問題といっか経済破綻を招く。これが本当に怖い。誰しもがふとしたきっかけで引きこもってしまう可能性はある。子どもも大人も。今悩んでいる人に力をくれる一冊です。2024/03/05
Humbaba
3
既知のものは余裕をもって対応できるのに対して、未知のものはどう対応すべきかがわからず恐怖を感じる。それは誰にとっても同じことである。そして、新しい集団に入って自己開示をしなければ、いつまでたっても自分は集団にとって未知の存在のままである。自分が恐怖を感じるように、相手も恐怖を感じている。その状態が続けば未知のものは排除しようという心に変わる可能性は高い。そのようになる前に、相手を知り、相手に知ってもらえるよう動くことが効果的である。2025/04/19
しゅんぺい(笑)
3
著者の人生が知りたくなる。かなり偏りのあるひとなんでしょうか、いい意味ですが。一人ひとりの性質に、ちゃんと合った場所が提供される社会になればいいなと思う。2020/06/15
ハリネズミ王子
1
たまたま、吉濱ツトム氏のセミナー動画を観たさい、論理的な語り口調、説得力のある話に興味を持ち、本書を手に取った。 出版されている中では、本書は近々のものだろう。 内容としては、ひきこもりとは何かに始まり、社会的な問題点、個々の居場所の選び方等、わかりやすくまとまっている。 私自身、解らない分野ではない事もあり、特段目新しい情報はなかった。 「著者の生い立ち」、「彼なりのひきこもり脱却の提言」については、幾らか知る事が出来た。 やはり、処女作から読んだ方が良かったかもしれない。2019/11/02
ジム
1
少しでも多くの人に勇気を与えて欲しい2019/08/22
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