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内容説明
すべての子どもを幸せにする教育への道筋。
障害のある子もない子も、すべての子どもが同じ場で学び合い育ち合う大阪の公立小学校の日常を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」。2015年2月に封切られてロングランヒットし、文部科学省特別選定作品にも選ばれて、封切りから4年以上経つ今も、全国各地で自主上映が続いています。
本書は、映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校の学校づくりに開校当初から関わった木村泰子初代校長と、ADHDなど高機能発達障害がある人の支援と教育活動を長年行ってきたえじそんくらぶ代表・高山恵子氏による対談本です。
「みんなの学校」の中で、なぜ子どもたちは、あれほどいきいきと輝いていたのか? 障害の有無に関わらず、すべての子どもが幸せに生きていくために、私たち大人は、今、何をすればいいのか? 二人の深く熱い対話により、「みんなの学校」を観た多くの人が感じる疑問が一つひとつ具体的に解き明かされていきます。これからの教育のあり方の指針となる、子どもに関わるすべての大人必読の1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
17
共感できるところがたくさんありました。これからの学校経営への生かし方を考えます。2019/10/24
Asakura Arata
8
確かに学校で子供中心というのは当たり前だ。子どもがなんでも言える環境であってほしい。しかし、今の学校はお上の言うことに忠実になればなるほど、このことから遠ざかる。2019/08/18
さあちゃん
5
子どもを主語にして物事を考える。ルールではなく約束。子どもも大人も自分がされて嫌なことはしない。みんなで子ども達を育てる。間違えたら学び直し。 たくさん心に響く言葉がありました。私の教科書にしていきたいと思う。2020/12/13
totuboy
5
先生ではなく子供を主語として考える、子供を育てることが、目的ではなく手段になっていないか、インクルーシブ教育をどのように実践していくべきか、非常にわかりやすく書かれており、改めて特別支援教育をどの教員もできるようにならねばならないと感じた。一方で、現実的な問題として、社会全体に誰もを受け入れる空気があるのか、アメリカのようにするならば、心を専門とする職員をどのように配置するのか、教員の仕事をどこまでで線引きするのかといったことも考えていかねばならないだろう。2019/08/28
Yuuhei Ooki
4
多くの学びが得られたと共に、教育の大事なことを改めて気付けた一冊でした。 特に印象に残ったのは、「素敵な大人は、素敵な大人がつくる」という木村先生の言葉だった。子どもたちや同僚の前に立つ自分が“素敵な大人”でなかったら、一緒に過ごしている中でお互いの成長につながることがなくなってしまうのではないかと感じた。 日々の業務に追われてしんどいことの多い自分だが、子どもたちの笑顔を忘れずに、今やるべきことに向かって邁進していきたい。2020/02/18
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