講談社文庫 銀行合併

著者名：山田智彦【著】

講談社（2019/08発売）

• ISBN：9784061856035

内容説明

合併のためなら、どんな手段を使ってもよいのか……。金融摩擦を避けるため、アメリカの銀行との合併を画策する大蔵省。女子行員を誘惑・利用する仕事屋。政財界にとり入る大物フィクサー。頭取の追放を企む若手専務。おぞましいほどに野望が交錯する。銀行内部に通ずる著者が、迫真の筆致で描く長篇問題小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Walhalla]

銀行の吸収合併をにらみ、狙う側と狙われる側、利用しようとする側とされる側、それらを遠巻きに見ながら画策を進める側。絵としては面白いのですが、いろいろ登場し過ぎて、ちょっと慌ただしかった感じがします。

2015/10/10

[ともあきほ]

登場人物が多すぎるのとﾄﾞｷﾄﾞｷ感がない

2003/10/11