先生、アオダイショウがモモンガ家族に迫っています! - [鳥取環境大学]の森の人間動物行動学

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先生、アオダイショウがモモンガ家族に迫っています! - [鳥取環境大学]の森の人間動物行動学

  • 著者名:小林朋道
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 築地書館(2019/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806715825

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内容説明

カワネズミは腹を出して爆睡し、
モモジロコウモリはテンを怖がり、
キャンパス・ヤギはアニマルセラピー効果を発揮する。

自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く。

【本書で活躍する動物たち】
カワネズミ
モモンガ母子
アオダイショウ
ヤマカガシ
モモジロコウモリ
テン
トノサマガエル
アマガエル
ツチガエル
脱走のスペシャリスト(ヤギのアズキ)
などなど。

目次

はじめに

カワネズミとMkさん
いや、魅力的な研究対象を見つけたね

ちょっと追加。カワネズミの里の人たちとMkさん
これがなかなか面白くもあり、ほっこりもするのだ

巣内に侵入したヘビに対するモモンガ母子の行動
●×△しないのかよ
でもそれが生物の懸命な生きざまなのだろう

モモジロコウモリはテンを大変怖がる!
まだ研究途中なので、ここだけの話だけど………

トノサマガエルやアマガエルでは成長とともにねらう餌が大きくなるのに
ツチガエルではそうでもない。なぜか?
そりゃあ理由があるんだよね。やっぱり

海が見える原っぱで草を食(は)むヤギたち
鳥取県淀江(よどえ)の「メイちゃん農場」を応援したい!

「キャンパス・ヤギ」の誕生!?
自分を信じることの大切さを教えてもらったような気がする

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミツツ

34
鳥取環境大学の小林教授のわかりやすくて面白い文章と沢山のカラー添付写真に心が躍ってしまいました。様々な動物たちの行動の理由すべてが愛しい!なんとコチラでシリーズ13冊巻め。出会えて良かった。2019/07/13

アッキ@道央民

33
動物の行動って本当わからない事が多い・・・。わからない事など、なんとか調べるために、カワネズミ(初めて知った)を捕まえてきて、生態を研究してみたり、モモンガにアオダイショウが迫った時の反応を見てみたり、なかなか興味深い。研究対象のカワネズミにしてもオオキサンと名付けてみたり、アオダイショウはアオちゃん。しっかりとした愛着も感じるし、研究する側の人間たちもまた面白い。動物行動学を通じて実は人間たちの行動も観察しているのかも♪2025/02/07

アーちゃん

31
図書館本。番外編を除いて十三作目の先生!シリーズは表紙がなんとアオダイショウのアオ。できればカワネズミかモモンガあたりにして欲しかったと思いましたが、内容はいつもの小林ゼミと学生さんたちに動物とのふれあいとなっていて安定の楽しさでした。鳥取県内の「カワネズミの里」「メイちゃん農場」も遠いけれど訪れたくなるような素敵なところだと思いました。2019/06/21

トムトム

26
恥ずかしながら、カワネズミという生き物を知らなかった!もう13冊目の先生シリーズ。毎回発見があります。若い人たちが生き物の研究をしているのが好き。先生の温かいまなざしも大好き!2019/10/16

マッピー

20
今回もいろいろな生き物との交流が、先生だけではなく、ゼミ生も含めてたくさん書かれているが、白眉は何と言ってもMkさんだ。彼女はカワネズミの研究をするために、大学から車で1時間半ほどの集落にある古民家を友人とシェアして借りている。研究となると複数引きのカワネズミの世話をしなければならない。給餌給水、糞尿の始末。その後初めて研究(実験・観察を大幅に含む)をすることができる。それに加えて、集落のお年寄りとの心温まる交流。どうか彼女が、今後の人生を、そのままのおおらかさときめ細かい配慮を持って過ごせますように。2025/05/15

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