内容説明
若者に絶大な人気を誇るロックバンド銀杏BOYZの歌手・峯田和伸、初の書籍。自身のブログで公開していた『峯田和伸の★朝焼けニャンニャン』から厳選した150話のストーリーを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nuit@積読消化中
100
銀杏BOYZの峯田和伸さん27歳の時の携帯日記。あー、なんて真っ直ぐな人なんだろう。そしてステキな仲間たち。いい歳こいて、うんち、ちんこ、童貞、セックス、女の子と騒ぐ彼らが微笑ましい。俳優、ミュージシャンとしての彼をこれからも応援していきたい。しかし、彼らの罰ゲームは凄まじいものがある(笑)。興味ある方は読んで確認してください〜(笑)!とても下品で引いちゃいますが、愛すべき馬鹿野郎たちです!2018/03/15
★YUKA★
50
あぁ、読み終わってしまった。ずっと読んでいたい。。リリーさんの手紙の通り、この本を読んでいる間、歌を聴いている間、隣に峯田くんがいます!確かに。 本当にありのままの人なんだなぁと思いました。 今の峯田くんの日記も読んでみたいです。これを携帯でポチポチ打っているなんて、凄すぎます! 2017/10/08
道楽モン
49
ここまで赤裸々に綴った日記も珍しい。Going Steady 解散後から、銀杏BOYZの2枚同時発売のファースト・アルバム録音中、デビュー記念全国ツアーという峯田和伸の26〜27歳までの日記ブログの抄録。勿論、読まれることを前提とした文章なので、様々な自意識のバイアスが掛かっているだろう。全裸に近い内面の吐露と、若さ故の過剰な馬鹿行動に感動する。自らの存在が、承認欲求や自意識過剰の自己愛性を基盤としているのではなく、自らの矮小さを提示することで、リスナーや読者に勇気と元気を与えようとしているのだ。2025/03/13
ちぇけら
16
音楽とオナニーのあいだでこんなにも素直に生きている峯田が大好きです。ゴイステも、銀杏も、青春を支えてくれて、青春を思い出させてくれて、なにか叫びたいと思わせてくれる。自分の中の衝動をかきたててくれ、そして静めてくれる。なんて言ったらいいんだろうね、ゴイステや銀杏を聴いているときの気持ち、峯田の日記を読んでいるときの気持ち。セックスよりもだんぜん気持ちいいというステージの中心で歌う峯田の声が、ことばが、どれだけの人たちの支えになっているのだろう。ずっと、みんなに愛される峯田でいてほしい。という、勝手な願い。2018/07/22
まあ
16
04年7月から05年12月にかけて、携帯から、ちまちま投稿されたブログを厳選しテコ入れした銀杏BOYZの歌手峯田和伸の俗に言う文化人のブログ本。って事実のみ書くととっても無機質ですが、言い換えると20代半ばから後半へ向かっていくパンクバンド銀杏BOYZのフロントマン、峯田和伸とそのメンバー、マネージャー、スタッフ達による友情と恋と退屈と青春の物語。とても暖かいです。もうこの時代には誰も戻れない。スタンドバイミー。2014/01/03