出版社内容情報
民法379条の抵当権消滅請求を用いて債務者主導で債務処理を行う画期的な手法をわかりやすく解説。ポストコロナ社会を見据え、好評を博した前著を10年ぶりに改定する。
内容説明
借金だらけで、悶々とした精神状態で生活している人は、基本的に、かなり弱気になっている。各地で各種の相談会を開いているが、ああした場所で「借金話=恥ずかしい話」を正直に相談するには、そうとう勇気がいる。特に、地方ではなかなか言い出しづらいものだ。でも、「とにかく第一歩」を歩まねばならない。自ら主導権を確保するため、ヨイショと「立ち上がる」ことが再生・再建の第一歩だ。本書は、好評をいただいた『こうすれば借金・抵当権は消滅する!』を全面的に書き改め、2011年7月に改題して出版したものの改訂版です。旧版同様、債務者主導で不良債権処理を行う「コロンブスの卵」的方法などを紹介します。
目次
第1章 魔法はあった(貧乏神・死神連合軍が庶民を襲う;バブル以降の日本経済の復習 ほか)
第2章 魔法の正体は、『抵当権消滅請求(滌除)プラスα』(民法第三七九条 抵当権消滅請求;抵当権消滅請求(滌除)は債務者の守護神 ほか)
第3章 法的整理もある。だが…(法人の破産;個人の自己破産 ほか)
第4章 債務者よ、立ち上がれ(自由主義とは敗者復活;直面する大問題は解決できるのか ほか)
著者等紹介
太田哲二[オオタテツジ]
1948年名古屋市生まれ。1973年中央大学大学院修士課程法学研究科修了。杉並区議会議員、「お金と福祉の勉強会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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