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内容説明
プロレスラー飯伏幸太、33歳。最強の夢を生きる。
イケメンレスラーとして話題沸騰中! ゴールデン☆スター 飯伏幸太、初の自伝本「最強編」と「最狂編」の2冊同時発売!
幼い頃から破天荒。その並外れた身体能力で、小5で校庭の朝礼台からファイヤーバード・スプラッシュを飛び、小6でフェニックス・スプラッシュをマスター。砂浜の特設リングで培った「プロレスごっこ」で、プロレス新時代を牽引する“ゴールデン☆スター”飯伏幸太。 普通じゃない男の普通じゃない半生を綴る自伝『最強編』!
“5歳ぐらいの頃から「僕は最強の男になりたい」と思っていました。プロ野球選手になりたいとか、サッカー選手になりたいとか、そんな枠を飛び越えて、とにかく最強になりたかった。”(本文より)
<目次抜粋>
衝撃的すぎる「飯伏家の食卓」/最強を目指したら、そこに「プロレス」があった/毎日が異種格闘技戦/母親の涙に…プロレス入り断念/外敵・キックボクシングとの出会い/無気力、無欲、無職…死んだように生きた半年間/偶然に偶然が重なったデビュー戦の幸運/ノアの巡業で泣いた「メジャーの洗礼」/好敵手・ケニーとの出会い/史上初! 前代未聞の「2団体所属」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
33
再読。この人の本質は野球でいうと「先発完投型のエース」ではなく「1イニングで全力を出し切るクローザー」だ。なのに周囲はそのスター性に惹かれ、先発で使いたがる。彼も周囲の期待に期待以上の動きで応える。ゆえにしばしば壊れ、定期的に身体と精神のメンテナンスを要する。そして今夏、やっと彼が新日本プロレスに戻ってくる。最近の飯伏は徐々に円熟の「先発完投型」へシフトしている。一方、かつて同じ道を歩んでいたケニー・オメガは全力投球のままで先発完投する驚異的な試合を続けている。互いへの尊敬と違和感。再会の日が待ち遠しい。2017/07/10
Y2K☮
29
悩ましい。型破りな感性は小規模なインディー団体に相応しい。一方で彼の高い格闘能力(本書が出た頃は打撃面に特化していたが、いまはグラウンドもいける)と五分に渡り合えるアスリートは新日本やノアなどのメジャー系に揃っている。先日の天心vs武尊を見て、日本でプロレスの地位を上げるには華に加えてガチの強さと怖さもアピールできる存在が不可欠だと思った。石森太二やグレート・オーカーン、ザック・セイバーJr、そして彼みたいな選手が。いつかケニー・オメガや中邑真輔との試合をゴールデンタイムで生中継したら確実に世界が変わる。2022/06/22
Y2K☮
29
<Limit Break>一応ね、レビューを書くのは一日に一つと決めてるわけ。思いをぐっと凝縮したいし、見てくれる人に集中して貰える様に。だから読みながらペース配分もしてる。たかがSNSでって笑われるかもしれないけど、作家志望の自分からしたらここも結構な真剣勝負。ナイス云々じゃなくて思い通りの感想を文章に変換できるか、伝えられるか。でもたまにそういうのがどうでもよくなる位にリミッターを外される本と巡り会う。これもそれ。飯伏幸太、まさにナチュラルボーンレスラー。彼の試合と言葉が創作意欲を激しく駆り立てる! 2016/07/04
0607xxx
9
「最狂編」から読み、「最狂編」のエピソードのインパクトが強すぎたので、若干の物足りなさがあったが、飯伏幸太の最強レスラーっぷりを存分に知る事ができ、大満足。これからも好き勝手に暴れまわって頂きたい。狂気と強さを持つ唯一無二のレスラー。2017/06/29
やいとや
1
『最狂編』から読んでしまったので、慌ててこちらも。飯伏幸太という稀代のレスラーのライトサイド。最狂が余りに狂っていたので、こちらは若干食い足りないか、と思いながら読み進めたが、いやいや充分狂ってるって。2015年までなので、DDTと新日の両団体所属期までしか描かれてはいないが、後のゴールデン・ラヴァーズ再結成からの再びの解散まで、この時点で種が蒔かれていたんだなぁ、と思うと興味深い。ケニー・オメガが余りにケニー・オメガな事に嬉しくなったり。フェニックス・スプラッシュを動画無しの連続写真でマスターってさぁ。2024/05/04