内容説明
「行政任せにしない、“民官連携”をめざせ」「商業スペースは街の3分の1に抑えよ」――。人口減・少子高齢社会に、街も変化を余儀なくされている。
本書は、アメリカとの関わりの中で発展してきたこれまでの街の歩みを振り返り、現在、街が直面している問題の根本原因とは何かを明快に提示。そのうえで、人口減・少子高齢のこれからの社会で、住民の誰もが快適に、幸せに暮らすことができ、人や仕事、観光客をも呼び込む街づくりを提言。
都市開発・地方都市の中心地再開発を成功に導いてきた著者が初めて明かす、民官一体の地方創生のステップを、日米の成功事例を引きながら、豊富な資料を用いて多角的に説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/11/11
Gaudi
0
いまの街づくりには、ハード面とソフト面の両方の視点から考えることが必要なのでしょう。 コンパクト・シティはこの時代に必要となるのでしょうか。具体的に検討してみるのも面白いと思います。2020/08/23
gden
0
★★★☆☆ 題名に惹かれ選書。 著者は某デベロッパーの商業開発に深く携わっており、その視座の高さを本書を通して伺うことができた。仕事において、how to build ではなくwhat to build の思想を持って臨みたい。 ただ、民間主導で地方創生が成功するとの見解については少し違和感を感じた。現在の法制度では民をモチベートするには至っていないと感じる。いかに住民の機運を上げていくか、民をモチベートしていくか。そのためには都市づくりと法づくりの両輪で都市ソフトを考えていかなければならないだろう。2020/03/18
snzkhrak
0
森ビル顧問の方が書いた都市関連書という事で選書。how to buildでなくwhat to build、私は大学後期でこの視点を学ぶ事ができた。まさにデベロッパーの持つ視点。とくに昨今建築されるタワマンのような戸数の多い住宅で、住民にタウンマネジメントの役割を担わせようとするのは無理がある。戸数が多ければ多いほど、地価上昇の恩恵は感じにくいし、何より住民というプレーヤーは特に業務外ではサービスを受ける事に慣れ過ぎている。裏通りに店が出てくると、その地域は行政の支援は必要無い。持ち家から賃貸住宅へ2020/03/08
アジャ
0
年のはじめにとても為になる内容の本を読むことが出来ました。私の住んでいる街は、正にシャッター商店街と、郊外にある行政機能と大型店舗となってしまいました。本一冊買うのも大変です。 益々高齢化の進む今後の改革が迫られていることを実感しました。2020/01/19
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