ボタンちゃん

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ボタンちゃん

  • 著者名:小川洋子/岡田千晶
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2019/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569785011

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内容説明

ボタンちゃんは、丸いお顔の女の子です。ボタンちゃんはアンナちゃんのブラウスの一番上にとまっています。ボタンちゃんの仲良しは、なんといってもボタンホールちゃんでしょう。ふたりはいつも一緒です。ところがある日、大変なことがおこりました。ボタンちゃんをとめていた糸が切れてしまい、ボタンちゃんは転がりおちてしまいました。ボタンちゃんは、子どもべやのゆかをすすんでいきます。やがてたどりついたのは、おもちゃ箱のうらがわです。するとどこからか小さな泣き声がきこえてきました。泣いていたのはガラガラです。「アンナちゃんはもう、ぼくのことなどわすれてしまったのでしょうか」というので、ボタンちゃんはガラガラをなぐさめてあげました。ふたたびボタンちゃんがころがっていくと、今度はよだれかけにあいました。『博士の愛した数式』などで人気の小川洋子初の絵本。ボタンちゃんと忘れられた「思い出たち」との心温まる物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

189
小川洋子さんのかわいらしい童話に岡田さんの絵がぴったりの絵本でした。ボタンと仲良しのボタンホールの話で、ボタンを留めていた糸がほぐれて冒険の旅に出ます。最後は元通りということで他愛のないお話ですが、目の付け所が変わっていていい感じでした。2016/08/25

やすらぎ

174
小川洋子さんの絵本だからだろう。最初は絵だけを追って楽しみ、その後に小説のような言葉を追って楽しめる。繰り返し物語に触れることで、心に沁み入っていく。誰にでも経験のある、ボタンが取れてしまうという日常の場面が描かれていて、岡田千晶さんの絵のタッチから家族の温かさと子どもの成長への喜びが伝わってくる。子どもから大人へと育っていく中で大切なものは増えていく。今はもう座れなくなった小さな椅子だったり、ぬいぐるみやお出かけ用の洋服だったり、きっと忘れられないものがあるだろう。懐かしさを思い出したい方にお勧めです。2025/11/08

ちょろこ

122
ほっこりの一冊。アンナちゃんのブラウスの一番上に誇らしげにとまっているボタンちゃん。ある日、糸が取れてコロコロと…。そこでボタンちゃんが出会ったものとは?優しいタッチの可愛らしい絵にほっこりできるストーリー。ボタンちゃんが出会った思い出のみんなにかける言葉の優しさがめちゃくちゃ良い。こういう悲しさをガラッと裏返してくれる優しさって気持ち良いな。あの時この時、娘や自分の思い出のものを探したくなった。アルバムと一緒で思い出箱も時々開けるのも大切だね。ほっこりの中にさりげない淋しさも味わえる絵本。2023/03/29

新地学@児童書病発動中

115
素晴らしい絵本。これはお勧め。ボタンを主人公にするアイディアに舌を巻く。ボタンホールまで登場するとは。なんてすばらしい絵本なんだ、と何度も思いながら読み続けた。読み終わるのが惜しい気がした。読み終わった後は、胸が温かくなる。じーんと感動する。みんなが、子供の成長を見守っているのだ。よだれかけだって、立派な人格を持っているという小川さんの世界観が、本当に好きだ。子供の時に読んでいたら、大好きな絵本になって繰り返し読んでいただろう。2017/08/23

きさらぎ

101
アンナちゃんのとっておきのブラウスの一番上にとまっているボタンちゃんは、ある日、糸が切れて部屋の中を転がっていきました。その先には、もっと小さかったアンナちゃんが使っていたガラガラやよだれかけやぬいぐるみがいました。今のアンナちゃんにはいらなくなってしまったけれど、アンナちゃんを喜ばせ、受けとめ、安心して眠らせてくれた大切な物たち。人も物も大切におもう時期は変わっていくけれど、今の自分を作っているのは、過去に守ってくれた人と物のおかげなのだと思います。小さいアンナちゃんには、まだわからないだろうな。2016/08/05

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