双葉文庫<br> かげろう日記

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双葉文庫
かげろう日記

  • 著者名:吉村達也【著】
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • 双葉社(2019/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575522235

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内容説明

サスペンス・スリラーの傑作が15年の時を経て復刊!会社員の町田輝樹のもとに一冊のノートが届けられた。それは四年付き合った末に、一年前に別れた元彼女・内藤茜の筆跡による日記だった。しかし茜は半年前に事件に巻き込まれて死んだのだ。一体誰が、なんのために!?自分が死ぬことを分かっていない茜の日記を、輝樹はなかなか読み進められないが、どんどん驚愕の内容になり、ついにはあり得ない事態が!!そして、その先に衝撃の真相が――。(角川ホラー文庫の同名作品を復刊したものです。)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

111
元カノから送られてきたかげろう日記。でもその元カノはすでに殺されていた。一体誰が何のために⁇それを読み始めたばかりにどんどん深みにはまっていく。日記の内容も怖かったけど、ホラー感より女の怖さ感のほうが強かったかな。かげろう日記、、、。かげろう。なるほど!!2019/08/11

chiru

108
ある日突然、主人公の元へ送られてきた亡き元カノの日記。一体、誰がなんのために? その日記に書かれていたこととは? 誰でも一度は経験する失恋。でも彼女の傷ついた心は急な坂道をブレーキの効かない自転車で走るように異常な執着心を加速させていく。暗闇に引きずりこまれるような恐怖。憎しみと愛情のアンビバレンス😰 まるで五十嵐貴久さんの『リカ』のように湿度の高いサイコホラー。『このまま、輝樹の人生から去るわけにはいきません』を繰り返すシーンがめちゃくちゃ怖かったけど、最後の予期しない1行の衝撃も怖かったです★42022/04/03

H!deking

96
おー、いいですね〜!面白かった!1年前に別れ、その後事件に巻き込まれ亡くなった元カノから日記が届く。その内容は?!的なお話。テンポ良い文体でスラスラ読めてしっかり怖い。オチは想定内だけどエピローグも良かった!なんだろ、やっぱりこういうゲス野郎が出てくる小説がどうも好きらしい(笑)吉村さん初読みだったけどもう亡くなってるのねー。吉村さんも追いかけたいと思います!2021/06/02

スエ

77
亡くなった元恋人から送られてきた「かげろう日記」。読み進めるごとに異常さを増してくる日記に、男はだんだんと狂わされてゆく…。この「日記」の凄まじさよ。怒涛の展開、ドンデン返し。ラストも衝撃、かげろう日記!!2020/11/14

バネ

55
もうめっちゃ怖い作品だった。ラストの2行はサブイボモノだった。何となくそうなんぢゃないかなあという予想が確信に変わり、分かっちゃいるけどまさかのラスト。。 夏の暑い時期にヒヤリとしたい方、是非ともご一読を。。2019/08/15

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