新訳版 ハイジ(1)

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍

新訳版 ハイジ(1)

  • ISBN:9784036527601

ファイル: /

内容説明

両親を早くになくした少女ハイジ。村の人々との付き合いを避けてアルムの山にこもっていた祖父のもとで暮らすことになります。おいしいヤギのミルクやチーズを食べ、そびえる山、吹き渡る風のなか、ヤギたちとの散歩をする毎日。小さな花々が咲き乱れ、壮大な夕焼けに染まるアルプスのゆたかな自然の中でハイジはのびやかに育ちます。ハイジの素直な明るさはかたくなな祖父の心をも次第にほぐしていきますが、とつぜん、ハイジはフランクフルトにいかなくてはならなくなります。フランクフルトでは少女クララの遊び相手としての日々が始まりますが、アルプスの自然から遠く離れて、ハイジの心は次第に暗く落ち込んでいくのでした。新訳版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

44
子供の頃からのお気に入りの作品。色々な出版社で翻訳されているものを読みましたが、完訳版ということで。表紙絵と挿絵がとっても素敵です。ストーリーは熟知しているつもりでしたが、ハイジのフランクフルトでの生活の痛々しさに胸が詰りました。あと、ゼーゼマン家の御先祖さまが“市参事会員”だとありました。青池保子先生の中世のドイツ(辺り)を舞台にした漫画に市参事会員出てきました!ものすごーくお金持ちで権力もある地位だったみたい。クララのお嬢様ぶりに納得、イメージ出来ました。2022/04/16

ごへいもち

23
読友さん御紹介。こういう本は気楽でいいなぁ。完訳とのこと。特に違和感がないので既読の本も完訳に近かったのかも。うっかり低燃費少女なんか見てしまった。冒涜w。2015/07/16

T. みぃた

14
あまりにもアニメが有名で、原作は読んだことがなかったなぁと。。『図書館の主⑬』で紹介されていた。アニメのあの画と声に引きずられながら次へ。2017/03/17

しょうゆ

7
100分de名著で気になり読んでみた。アニメの方は全く観たことがないので、変な先入観がなく、新鮮な気持ちで読めたのは良かった。各エピソードからハイジが天使のような存在だというのがよくわかる。あとはおばあさまがとても素敵な存在。随所に出てくる自然の風景描写が美しくて、筆者の自然を切り取る力に感心してしまった。2019/07/31

ランドル

1
宗教観が分厚い原作。原作であれっと思うのはペーターのあ使い。あとおじいさんが受け入れられる経緯がハイジがいるからではなくおじいさんが信仰心をもったから。というのがはっきりわかる作品。お医者さんから見た作品もあっていいんじゃないかと思う2020/06/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8048581
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす