内容説明
気力体力が低下する50代。人生の行く末を思うとき、不安に駆られて落ち込みそうになる──。そんな中高年でも活力を取り戻す方法がある。ヒントは「生きる意味」。その具体策を心理学者が紹介する。スッキリ癒やされる「読むクスリ」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でかぱんちょ
21
昨年とうとう50才になって一時期この手のタイトルの本が気になって仕方がありませんでした(笑) 本書は難しい箇所もあったものの何とか最後まで読み通しましたが、冒頭から自分に語りかけてくれているような気持ちになりました(うまいなぁ!)。でも茶化している訳ではなくて本当に蛍光ペンで色を付けたくなるくらい参考にしたくなる文章が多くありましたし、心理学者チクセントミハイが唱える「フロー体験」は本好きな読メの皆さんならきっと納得するんじゃないかなあ。2024/01/28
たか
8
アラフィフの自分としてはかなり共感できる内容だった。 人生1回きりなので、悔いなく行動したい。2019/07/27
coldsurgeon
5
人生半ばの折り返し点を過ぎ、「これでいいのだろうか?」という心の声を聴き、そして虚しさを感じることがある。自分らしい人生、自己実現、等々の言葉にキラキラした輝きを感じるのは間違いのようで、もっと足が地に着いたものであると説かれている。神谷美恵子、フランクルなどの著作から言葉を引かいながら、むなしさを感じた時の乗り越える心の在り方を提示している。心を落ち着かせる書であった。2019/08/31
ukmsblue
5
ふと見つけた本。なんだか虚しい病に時折罹患するので、おそらくタイミングが一致したのだと思う。思い当たる節が多々あり、なんとなくイヤな汗をかいた。いろんなものを諦めてきた。というよりも生活のためと言い訳をしながら捨ててきた。だが、その生活自体がどんどん味気ないものになっていく。盛夏の陰りを感じるには暑すぎるが、夏の終わりがやって来るのが無性に寂しい。ちょっと病んでるな、私。2019/08/09
ムーミンママ
4
どんな年代でも むなしさから解放されることはないんだなぁと改めて感じさせられた。50代は馬鹿なことをしがちみたいだから気をつけよう(笑)でも50代から始められることってホント努力が必要よね?汗2020/12/10