― 「未完成」なぼくらの、生徒会

著者名：麻希一樹【著者】/新井陽次郎【イラスト】

KADOKAWA（2019/07発売）

• ISBN：9784041082652

内容説明

「生徒会に入れ、さもないと“秘密”をばらす」普通の女子高生になりたい私・葵が出会ったのは、変人だらけの生徒会と一通の脅迫状。
でも会長の晴人、副会長の由紀、書記の悠真にもそれぞれ“秘密”があるようで？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぽてさら＃アーニャかわいい]

自分が生徒会役員であるということと、友達にすすめられたので、読んでみた。成り行きで生徒会役員になった3人と、会長の話。一話ずつ視点が変わっていくので、「この人はこう考えてたんだな」という登場人物の思考回路が分かる。全員悩みごとがあったり、今の自分に不満を抱えていたり。けれど、最終的には自分の進むべき道を見つけて成長していく。そんなみんなを見ていると自分も頑張らなくちゃなと感じた。

2022/08/03

[星彩の黒猫＠無浮上]

4つのストーリーでそれぞれに迫っていてら面白かった。 会長と悠真の闇が深かったことには驚いた。自分もサッカーをしていて、共感することもできた。

2021/04/09

[Mayuko Kamiwada]

男子校だった県立神南学院高等部が今年から共学になった。そこへ入学した椎名葵は生徒会へあることをきっかけに入ることとなる。癖の強い生徒会メンバーばかり。そのメンバーが集まったのには理由があり・・・。生徒会長の晴人をはじめとするメンバーの個性の強さに驚きつつも、集まったメンバーに人には言えない悩みを抱えている。悩みを克服しつつ、生徒会活動をこなすメンバーを見てこの学校に通ったら楽しそうだと思った。

2025/06/22

[oooともろー]

ど真ん中の青春小説。それぞれ苦しい経験してきた４人の高校生が生徒会で活動するが、実は４人には共通する過去が…

2019/11/16

[ピ]

青春だなぁ。 高校の生徒会メンバーの4人。結成までの間に届いた脅迫状。過去の秘密。それを一人一人が向き合う過程で、メンバーが互いに寄り添ったり、背中を押したりして成長していく。 ★4

2020/05/28