岩波新書<br> 憲法と政治

個数:1
紙書籍版価格
¥1,034
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

岩波新書
憲法と政治

  • 著者名:青井未帆
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 岩波書店(2016/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/31)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004316060

ファイル: /

内容説明

私たちは「政治が憲法を強引に乗り越える」さまを目撃した――.安保・外交政策の転換,さらには「改憲機運」の醸成がどのように進められてきたかをていねいに検証し,国会・内閣法制局・裁判所の責務にも言及.立憲主義にたった法の論理を鍛え,平和の問題を権力の適切な統制と結びつけて考える必要を訴える,熱い警世の書.

目次

目  次

 第一章 私たちは何を目撃したのだろう
    「改憲機運」の醸成/舵が切られている/自民党への政権交代後に/内閣法制局長官人事/安保法制懇報告書と安倍首相の会見/七月一日閣議決定/成立した安保法制/ 「憲法守れ!」と「でも必要でしょ?」/国家・家族・個人と一体となった「国がら」/ 「道理」と近代立憲主義/私たちの社会の中での「個人の自由」
 第二章 憲法九条と安保・外交政策
   国際法における到達点/実力の統制/支えてきたもの/論理による統制/自衛隊をめぐる特殊性/何ができるか──ルールと例外/ 「例外として許される武力行使がある」/個別的自衛権と集団的自衛権の関係/ 「武力の行使に当たらないからできる」/転換──二〇一四年七月一日閣議決定/ 「我が国の存立」/昭和四七年見解/砂川事件/国民の生命、自由及び幸福追求の権利
 第三章 限界に達している
    「国連平和維持活動」(国連PKO)/武力行使一体化論/武器等防護/米軍とセルフ・ディフェンス/憲法論と国際法論/ 「政府が判断する」?/国家と誠実さ/条約改定手続きなしに変わってきたこと/ガイドラインとは何なのか/ガイドラインの経過と「日米同盟」の変質/ 「トモダチ作戦」/米軍再編/同盟調整メカニズム/自治体や民間の「能力活用」/特定秘密保護法/ 「日米同盟の深化」と特定秘密保護法/ 「国際約束に関する規定」をめぐって/特定秘密保護法の目的/統合幕僚監部の内部文書/文民統制/文民統制をめぐる政府解釈
 第四章 平和と想像力、武器と紛争
    「人間の破壊力」と政府の行為/ 「聞け野人の声」/女性・平等・戦争/武器・ビジネス・紛争/大きく変化する武器輸出/禁輸政策を振り返る──三原則の意味/政策の転換へ/ 「国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念」/禁輸政策がもたらしたこと/ 「武器輸出三原則」を再確認するために
 第五章 国会の責務
   国会の軽視/二〇一五年夏の強行採決/政治と議院の自律/政治過程と法/国会の威信の回復と「他律」
 第六章 憲法解釈と裁判所
   やってはいけないことだった/内閣法制局と「解釈の一義的確定性」/二〇一五年の事態とその検証/違憲審査と憲法判断/憲法訴訟とはなにか/立法行為と国家賠償請求訴訟/安保法制違憲訴訟/砂川事件最高裁判決/政治と裁判所と市民
   おわりに
   あきらめない/沖縄
   あとがき
   参考文献

最近チェックした商品