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内容説明
日曜日、サキはお姉ちゃんが借りてきた本も一緒に図書館に返しに行くことになりました。お姉ちゃんは、遊びに出かけてしまったのです。図書館に行く途中、いつもはない「アメ屋」と書かれた屋台を見つけました。すると、屋台のおばあさんが、実は自分は魔女なんだと言いだしました。そして、魔女はとっておきの「のろいアメ」をサキに売ってくれると言うのです。のろいアメは、だれかさんの悪口を10個言いながらまぜてつくるアメ。それは、苦くてからくてすっぱくて、食べた人はひっくり返るくらいまずいアメになるそうです。サキは、魔女からのろいアメを買うことにしました。サキは、早速お姉ちゃんの悪口を言いながらのろいアメをまぜていきました。おねえちゃんの悪口は、20個でも30個でも言えそうです。「おねえちゃんは、いばりんぼう。それに、くいしんぼうでうそつき……」と、言っていると、だんだんアメが固くなってきました。ところが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
63
2019年読書感想文、低学年の課題図書。わかりやすくて可愛い!きょうだいがいる子には分かりやすいかも!いっぱい悪口が出るし、いなくなっちゃえ!と思うこともあるけど………というお話。お兄ちゃんと弟がいる長女がどんなことを感じてどんな読書感想文を書くのか楽しみにします^^2019/08/15
☆よいこ
52
児童書。おねえちゃんに図書館に返す本を(10冊も!)押し付けられ不満たらたらで歩いていたいたサキ。屋台のアメ屋さんに出会う。アメ屋のおばあさんは魔女で、サキに「のろいアメ」を売ってくれた。おねえちゃんの悪口を10個言いながら水あめを混ぜると、食べた人が気絶するような恐ろしいアメが出来上がるという。サキはおねえちゃんの悪口を考えた。10この悪口なんてすぐに言えそうだったのに、お姉ちゃんのことを考えると、悪いところだけじゃないような気がしてきて…▽おちもよかった。2019/06/13
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
2019年課題図書(低学年)。感想文としては書きやすい内容かな。兄弟(姉妹)愛を感じますが、色々思う所がありました。2019/11/06
たまきら
32
今年は課題図書も読んでみようか、ということで娘さんがこの本を選びました。ちょっと長めの電車旅の間、楽しそうに読み進めていました。明日プロットをまとめるそうです。楽しみ楽しみ。2019/08/02
江口 浩平@教育委員会
32
【絵本】担任している2年生に読み聞かせ。2019年低学年の課題図書に選ばれている本書は、子どもたちにとって感情移入しやすい話でした。妹がお姉ちゃんの悪口を挙げていくところは子どもたちもニコニコしながら聴いていました。(笑)いくら兄弟喧嘩をしていても、やっぱりどこか憎めないのが家族というもの。心を許しているから失礼なことも言ってしまうし、ついつい怒らせるようなこともしてしまう。それでも関わりを持たない家族よりはよっぽどいいんだよなぁ。そんなことを思いながら読み聞かせていました。2019/06/13