内容説明
お坊さんは、苦しい世の中をなるべく楽に生きる方法を知っている、いわば「生き方のプロ」。
高野山で修行を積み、現在は住職として活動している著者が、現代社会の大きな問題のひとつである「ストレス」や「イライラ」を鎮める方法について、図やイラストを使い、やさしく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちもちかめ
15
他人にイライラしたら、菩薩のように相手を哀れみの目で見る。馬鹿にするのとは少し違う。何もわからない、人を傷つけたことに気が付かない、哀れでかわいそうな人は、きっと今までもこれからも他にたくさんたくさん恨みを買う。仏教的には、悪気がなくとも小さくとも、それは罪。哀れだ。もしそれが友達ならば、やさしく教えるべき。でもそうでないなら、所詮他人。見ない聞かない言わない。他人の過失やしたことしていないことを見ることなく、まず自分の過失やしたことしていないことを見つめなさい。まずは自分の心の安定がいちばん大事。2024/02/10
でじきち
8
基本、この世は思い通りにはならない世界。そして諸行無常、絶えず変化する。だからこそ感情的にならないようにと積極的に諦める◆未熟さを指摘して成長させてくれる存在は菩薩と思おう◆嫉妬は高いプライドから。自分に謙虚であれ◆裏目に出る、は結果予測が甘い。基本、世の中思うようにならない。自分にとって都合の悪い結果も十分あり得ると予測して対処を考えておくべし◆どうしようもない相手は菩薩の哀れみの目で見る。「この人も哀れだなぁ」◆どうしようもない場合は「縁がないのだ」と諦める◆夢が叶わず疲れ果てても、努力したことは残る2022/03/13
まんまる
1
あまり心に響かず2024/03/31
オキャベツ
1
【きっかけ】コンビニだ【感想】あわれみか~。増長と違うのか?実践的ではある。残酷に思えちゃうの甘いか。2020/06/11