講談社+α新書<br> 日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く

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講談社+α新書
日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く

  • ISBN:9784065160794

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内容説明

世界的投資家だけに見えている戦慄の未来。年金破綻、超円安、総貧困化で、人もお金も日本脱出?「日本人は今、何かがおかしいとわかっているのではないか? 少子高齢化と巨額の長期債務残高を放置しても破綻しない『ニューエコノミー』など、存在しないのだ」つねに人の先を読み、目先の動きにとらわれずに決断し、偉大な成功を遂げてきた世界的投資家、ジム・ロジャーズ。彼の目から見れば、日本にはあきらかに大きな危機が訪れている。それは根本的で長期的な危機、すなわち人口減少と財政破綻だ。放置すれば破滅的未来しか待ち受けない重大な危機であるにもかかわらず、日本人は手を打とうとしているように見えない。その間にも中国や朝鮮半島で起きている劇的な成長から、目をそらそうとしているかのように。「日本は世界で最も素晴らしい国のひとつになれるし、なるべきだ」政府はけっして国民のためを考えて政策を立案しているわけではない。あなたのお金は官邸や財務省よりもあなた本人のほうがずっとその使途をあやまらない。権力、常識、他人の言うことに耳を傾けるのではなく、みずから観察し、未来を見抜く目を持つことが、あなたの仕事と生命、子どもを守る。著者がみずから生まれ故郷から脱出して新天地で成功を手に入れたのと同じものを、本書を読めば手中にできる。その知恵と勇気を授かる話題書が、ついにここに誕生した。第一章 日本人が見て見ぬ振りをする、破滅的な未来第二章 日本人が今克服すべき課題第三章 アメリカ、中国、朝鮮半島――これが変化の本質だ第四章 家族とお金を守るために私が学んだ九つの成功法則第五章 これからの時代に勝つ投資

目次

第一章 日本人が見て見ぬ振りをする、破滅的な未来
第二章 日本人が今克服すべき課題
第三章 アメリカ、中国、朝鮮半島――これが変化の本質だ
第四章 家族とお金を守るために私が学んだ九つの成功法則
第五章 これからの時代に勝つ投資

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

49
国際投資家ジム・ロジャーズへ子里博栄(1971年生まれグローバル企業家)が取材・翻訳・監修し、2019年発行。少し悔しい気もするが、日本はお先真っ暗とのロジャーズ氏の指摘に反論はできず。確かに株価だけ上がっても国民大多数の実体経済に反映しないし、円安政策は、歴史的に見て長期的に国益に反するとの考え方には同意せざるを得ず、本気の出生率上昇策に加えて、急ではない移民移入政策をするしかないことにも、完全同意。こんな自明なことを行わない政治は確かにいけていないか。底値で買うという投資に関する考え方にも同意できた。2023/04/23

kawa

46
昨年亡くなった叔父は地場の中堅企業経営者だったのだが、彼からの折々の助言が自分の生活信条や行動指針を型造る一助となり有り難たかった。スケール感が違うのは勿論なのだがそんな肌触りを本書に感ずる。緻密ではないけれど、体験から導き出される数々のアドバイスは貴重、若い人に特にお勧め。日本を除く極東の国々の将来性を買っているところは、国内の議論にあまり見られない点で新鮮。これから学ぶ語学としては中国語が有望か…、なるほど。2019/10/05

けぴ

44
P27 日本の長期債務残高が2018年時点で900兆円!最新のデータでは1000兆円を超えているようなので、国民1億とすると1人1000万円の借金!こんな借金まみれの日本に危機感を持った投資家ジム・ロジャーズ氏は日本株は全て売却したとのことです。『安く買って、高く売る』という当たり前のことをとことん突き詰めて投資している方の行動だけに重みがあります。このことから考えると日本はやがてギリシャのようになるとの予言も現実になるのかも。『よく知らないものに分散投資してはいけない』という格言も勉強になりました。2023/01/31

てつのすけ

42
20年ほど前から、農業をしたいという願望がある。しかし、勇気がなく、踏ん切りがつかない。 本書において、将来的に日本では農業が有望である旨述べられている。やるか、やらないか検討してみよう。本書で述べられている、自分で考えるために!2019/08/11

NICKNAME

38
個人的にも株投資を始めてみた自分にとり参考にできればと思い購入。そういう意味だけではなく色々と勉強になる本である。日本のことを相当心配しているということは伝わってくる。それも仕方ないのだと思う。ただ中国やロシアに関しては理解できるが、経済面での将来性について韓国や北朝鮮を評価しているところに今一つ首をかしげてしまう・・・2019/09/12

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