大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学

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大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学

  • ISBN:9784622088196

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内容説明

学校がつけるのは、学力ではなく、学歴だけだ。なぜ教育システムが時間と金のムダなのかを「シグナリング」をキーワードにデータ分析。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

18
教育プレミアムの8割はシグナリングで説明できる。卒業後使わない無駄な科目をカリキュラムから削減し、教育への助成金を減らそう。そして職業教育を拡充しよう。2020/10/18

zunzun

3
大学は教育内容が評価されているのではなく、大学へ行ったこと自体に価値があるというシグナリング効果のみの価値しかないと著者はいう。行ったところで大したことは学べない。それは仕事に役に立つ内容ではない。外国語も文学もも美術も哲学は完全に無駄。数学や化学や物理も無駄。工学が少し役に立つ。民主主義的な国民をつくることにも失敗している。また、STEM教育を受けた人間も半分はそれと無関係な職につく。であれば、職業学校を大量につくり、就職させることを第一とした教育にすべきではないか?というのが著者の提案である。2024/11/11

かーんたや

3
日本の大学にはこの種の本書く人いないのだろうか。米以上にシグナリングある気するし、新卒一括採用滅茶苦茶だし、専門職大学できたり、高卒採用自由化の動きあったり、社会・人口構造激変するなかで自分(子供)に合ったキャリア考える判断材料になるデータ必要としている人たくさんいるのに。人や金を集められればなんでもいいというスタンスの大学なんか行っても意味はない。2019/09/13

たかひろ

2
・「大卒」は「知能、真面目さ、協調性」のシグナル  ・誰でも大学に行くのは社会にとっては無駄だが、個人にとっては「大卒」という資格を得るために有益である  ・学歴のインフレは社会全体で無駄なので、勉強嫌いの高校生を無理に大学に行かせて中退さてしまうよりも職業訓練をするべきである 2023/12/23

まめタンク

2
2020年244冊目。2020/08/30

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