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内容説明
旅行雑誌『旅』の名編集長が平成に残した山と旅の珠玉の紀行文集
旅行雑誌『旅』の元編集長で、紀行作家としても知られる岡田喜秋さんが、
平成時代30年間に書き記した山と旅行の紀行文集。
第1部のテーマは「変わりゆく山河」。
大杉谷の再探訪での印象や、翁峠に秘められた故事の探求、安曇野の今昔物語など、
登山者にも身近な山岳・山村に対する思いを紹介する。
第2部のテーマは「名残の秘話」。
信州の最北にひっそりとたたずむ野野海池と信州の南端にある深見池の探訪録や、
物語のある鎌倉、京都、柳生の里の旅行記録など、
昭和・平成にも意外に語られることのなかった山路のエピソード集。
第3部は「郷愁の山路」。
筆者にとって、今も忘れえぬ情景がよみがえる地、高尾山、西沢渓谷、金時山等、
登山者になじみ深い人気の山の魅力を円熟の筆致で表現。
平成年間における山と旅に関するさまざまなエピソードを紹介し切った一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
42
著者が長年の間に訪れた山路を紀行文として綴っています。日本の里山を訪れ原風景の中に身を置き、土地土地の民俗や文化は自然に溶け込んでいる様をエッセイ形式でまとめています。滋味に満ち溢れた一冊でした。2019/09/27
100名山
7
旧制松本高校から東北大を経て月刊旅の編集長を務めた94歳になる紀行文作家の1989年から2002年までの紀行文を書き改めて新刊として発売したものです。土地の歴史や地名の由来を知り、地元の人の話に心を止める人です。何よりも空を見上げる本物の旅人だと思います。国土地理院の地図を見ながら読み進め、思わず軌跡を追いたくなりますが、だいたいが20年以上前の紀行なのでやめておきましょう。読み易く自粛続きの今の閉塞感を和らげてくれます。2020/07/09
Kan
5
著者が山々や地域を周り、人との出会いや書き留めた風景を事細かに描かれている紀行文集 山登りはいいなあと思う一冊でした。季節を楽しむ。花を愛でる。そんな心が大切なのではないかと思いました。 2023/02/06
こけこ
2
山には、いろいろな楽しみ方があることに改めて気づいた。読みやすい文章だし、テンポが良くて、自分が登っているような疑似体験ができた。今度は、実際に登ってみたい。2024/10/15
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