内容説明
魔王軍四天王の怪蟲神官ガガルジは勇者殺しという偉業を成しながらも、味方からも「四天王の面汚し」と蔑まれる男。そんな彼に唯一の理解者である魔王から1つの指令が下る。それは次に生まれてくる勇者を赤ん坊のうちに懐柔せよという指令だった。渋々旅立った彼は、故郷を失った人間の少年ルードを演じ、成り行きから次期勇者の両親を助けることに成功する。出会いの形はどうあれ、これで勇者の家族に近づけたと思ったガガルジだったが――。「ルード君、ウチの子にならないか?」「はぁっ!?」 近いどころか家族の一員に!? 魔王軍の四天王が、将来の女勇者を育てることになってしまったドタバタ子守りライフが開幕!! 20ページ超えの完全描き下ろしも収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takave
2
身体が蟲でできている怪蟲神官が、人間に化けてまだ赤ん坊の次期勇者の家族に潜り込んで何やってるんだろうと戸惑うコメディ風味。蟲使いだけあって虫に関する慣用句がちょくちょく出てくるのも特徴。2019/07/20
黒とかげ
1
うーん。なろう小説好きならば楽しめるのかもしれない。それ以外の人は……。なんというか、主人公に好感が持てない。2021/01/06
Kage2
0
虫使い設定と魔王軍とダークヒーロー設定が絶妙に空回りして、まあ微妙な仮面ライダー以外の感想が出てこない...2022/11/19