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内容説明
携帯端末事業でAppleやGoogleに敗北し、一時は倒産を囁かれるも通信機器メーカーとして復活を遂げ、今や5G時代の覇者とも目される“北欧の巨人”、ノキア。不屈の起業家精神で老舗企業を改革した現会長が、その一部始終と経営手法をついに明かす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
64
ノキア再生の三種の神器。客観性に基づく分析を踏まえた複数選択肢から最善・最適案を自ら切り拓く。MSとの交渉と、NKNを基軸とした組織”再起動”の過程、特に心情描写が印象的。Programmable World。文化や成功体験などヒトの持つ主観性が変革の最大障壁であり、最大の武器。顕著な例が取締役会。サラリと触れている人間関係構築も、言うまでもなくキモ。本著の醍醐味は、悪癖に満ちた取締役会の文化の清浄等を含めたOne Teamに変化する過程。三種の神器はあくまで手段であり、手段を生かすも殺すもヒト次第。 2019/10/29
おかむら
32
ノキアという会社、全く知らなかったけど、かつては「携帯といえばノキア」、世界市場の4割のシェアを誇るフィンランドを代表する企業。それが成功に胡座をかいてるうちにスマホの波に乗り遅れ数年でシェア1%まで凋落。どん底からの奇跡の復活劇。ビジネス本はあまり読まないんだけど、面白かったー。Androidってグーグルなの?ぐらい携帯に無知な私ですが、iPhone登場からの携帯と通信の流れが学べます。日進月歩すぎる! ジョブズの「あなたたちは私の競争相手ではない」ってセリフがカッコいい。2019/10/04
とよぽん
22
すごい本だった。ノキアと言えば、フィンランドを代表する巨大企業。だが、スマートフォンに出遅れて廃業寸前までに凋落。それさえ知らなかった。しかし、リスト・シラスマ新会長の冷静な現状分析と粘り強い再生へのアプローチで復活を遂げた。マイクロソフト社との巨大M&Aが書かれた第Ⅱ部は、ビジネス小説のように引き込まれた。合併や買収は勝つためではなく、互いにウィン・ウィンの合意を目指してこそ成功する。しかも、リスト氏は経営者として優秀なだけでなく、家族を守る夫、父親としても偉大で魅力的な人物だ。2019/08/09
Hidetada Harada
9
大好きだったNokia端末が、店頭から消えた事情が分かりました。丸みを帯びたストレートタイプのボディや、PCっぽいインターフェースは今でも懐かしいです。そんなNokiaがまさかこんな状況だったとは。どんなに大企業でも、当事者感が無くなるとダメになるという見本。それを建て直したのは、著者含めた経営陣の功績。こんな優れた人たちを集められるのは大企業であるが故。短期間の復活劇には様々なドラマがあるんですね。2020/03/09
スプリント
9
NOKIAが復活したとは思えないのですが企業買収で一息ついたという感じでしょうか。主力となる事業が尽くレッドオーシャン化して駆逐されるイメージが近年ついていますが、昔はすごかったのは確かです。2019/08/03
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