内容説明
大人の嗜み、教養として知っておきたい古典落語。いま寄席でもよくかかる押さえておきたい50席+αで、江戸の文化や情緒をツウのように楽しむ! 人情味あふれるストーリーと、文化や背景の丁寧な解説で、オチまでよくわかる。江戸風俗解説・永井義男。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バケツ
2
switchのマリオをやっていて江戸に興味が湧き、とりあえず落語でも…と図書館で借りた本。『時そば』『寿限無』『饅頭怖い』など有名落語の内容は知っていたが、きちんと聞いたことがあるのは立川志の輔の創作落語『バールのようなもの』くらいだったので、この本で色々な古典落語のあらすじや江戸生活のコラムをざっと知ることができて勉強になった。『紺屋高尾』『目黒のさんま』『芝浜』は気に入ったので探して聴いた。『粗忽長屋』『井戸の茶碗』『抜け雀』『宿屋の仇討ち』あたりも気になったので、忘れないようにここに書き留めておく。
syu_bo
2
落語のことは全く分からず、入門書として読んだ。恥ずかしい話だが、「まんじゅうこわい」など超有名タイトルすら内容は知らなかったので、勉強になった。江戸時代の風習についても知ることができ読んで良かった。ただ疑問が一つ。実際に落語を聞く際、落語好きの人はオチ(サゲと言うらしい)を知っているはずなのに何度も聞いて笑えるものなのか?演者違ったりバリエーションが違ったりで笑えるの?自分の目で見てみるしかないかな。2019/07/15
kaz
1
基本的な古典落語50席のあらすじを紹介。「基本的なパターン」を取り上げたとしているが、自分の知る限り、必ずしもメジャーではないパターンも混ざっているような気がする。トリビア的な豆知識も正確かどうか、少し疑ってみた方が良い。2020/03/08
おはぎ
0
あくび指南と佐々木政談が好み2023/01/27