内容説明
夢のように過ぎ去った愛に、いまいちどそっと心を寄せてみる。四季のうつろいの中にたたずんで青春のリリシズムを謳う。人と人とのかりそめのふれあいに人生の輝きを見る。――しなやかな感性と豊かな抒情が織りなすさだまさしの独自の世界。珠玉のソネット38編とライナー・ノートを収録する魅力のアルバム。 ※当電子版は新潮文庫版を底本として再編集したものです。文庫版に掲載の写真および「まさし あ・ら・かると」は収録しておりません。ご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キヨシ
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昭和59年出版の本ですから、もう30年以上も前に書かれているのですが、あまり古さを感じません。さださんの曲の歌詞+さださんのコメント+ところどころ編集者の方(?)のエッセイという構成です。あっというまに読めてしまうのですが、あらためて曲の歌詞がいいなあと感じます。「虫くだしのララバイ」や「片おしどり」など、読んでいると涙が出てきてしまいますね。年なんでしょうか。この本が出版されたのは自分が中学生の時でしたが、そのときに読んでいたらどのような感想をもっただろうか、と考えるのも楽しかったですね。2015/11/26
まいAMI西
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【再読】 S59年10月発行 新潮文庫版 表紙はブルーを基調に暈した写真2020/12/08