暴走司会者 論客たちとの深夜の「激闘譜」

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暴走司会者 論客たちとの深夜の「激闘譜」

  • 著者名:田原総一朗【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 中央公論新社(2019/06発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120049262

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内容説明

1987年4月にスタートした「朝まで生テレビ!」。著者は、ときに強引すぎるとの批判を受けつつも、その独特の司会ぶりで、原発、天皇、右翼など“日本のタブー”に挑み、30年間にわたって番組を牽引してきた。野坂昭如氏、大島渚氏など放送開始時から存在感を示した出演者から、堀江貴文氏ら最近の若手論客まで、多彩なパネリストたちによる“論戦”を一挙に振り返る。

目次
第一章 「公平でない」「発言しすぎる」は、私にとっての褒め言葉
第二章 手応えを感じた原発論争 反対派と推進派が直接対決
第三章 自粛ムードの中、あえて天皇と天皇制を論じる
第四章 野坂昭如抜きには成り立たなかった差別問題論争
第五章 野村秋介との対話で確信、右翼とも議論はできる
第六章 ときには同志、ときには好敵手 野坂、大島、西部……素顔の論客たち
第七章 本物っぽく見えた麻原彰晃 宗教を扱う難しさを実感
第八章 対米従属か、自立か 安全保障をめぐり意見は真っ二つ
第九章 これからは彼らが主役 若手論客に教えられること

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

66
タイトルが大げさだ。朝まで生テレビの田原総一朗氏が番組で取り上げたいくつかのテーマについて振り返る。原発、天皇、差別問題、宗教、安保他。テレビで扱うにはシビアなものも多かったようだがあえてそれに触れ議論したことは評価したい。論客とはいうものの声高に持論を叫ぶ方も多かったように思う。暴走司会者というより暴走する論客たちを仕切る司会者といったほうがふさわしい。すこし期待しすぎた。図書館本。2017/05/19

チェアー

9
これはあんまり面白くなかったなあ。朝ナマの裏舞台的な話が主なんだけど、自慢話(朝ナマをやったこと自体は十分自慢できることなんだけど)っぽいところが鼻につく。また、出演者の人物像も表面をさらりと書いたようなものだし。原発などへの田原さんの姿勢も私とは違うので、そこの違和感も根底にあるのかもしれない。2017/02/26

72ki

2
読んでいて急に思い出したのだが、かつて『朝生』のスタジオ観覧に行ったことがある。多分テーマは「原発」だったような気がするが、今の今まで忘れていたくらいなので違うかもしれない。『朝生』はバブル期にはじまって、現存している数少ないテレビ番組の一つだ。そういう意味ではバブルの象徴といっても過言ではないかもしれない。平野ノラはネタにしてないが(と思う)。2017/01/27

えぬ氏もわるよのぉ

1
田原総一朗が司会を務める『朝まで生テレビ!』の回想本。田原は賛同出来ないところもあるけど、『電力需要を賄うためには原発もやむなし。だが将来的には止めるべき』とか、「戦後、もしも天皇制がなくなっていたら、日本は共産化していたかもしれない」とかは、なるほどと思った。2020/08/05

triple_port

1
なるほど、と思う部分と美化している部分があると感じるのは、自著だから止むをえまい。。。2017/04/25

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