講談社文庫 出逢った頃の君でいて

著者名：内館牧子【著】

講談社（2019/07発売）

• ISBN：9784061853683

内容説明

特に取柄もなく、小料理屋を経営する母と二人暮らしのナナ。ナナの父は考古学者で、研究の場・エジプトで死んでいた。短大卒業、就職を目前に、父の愛したエジプトへ旅行した彼女が、そこで出会ったものは……！　普通の女の子・ナナの激しい恋の行方は……！　大人気漫画の原作小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[sweet november]

竹内まりやの特集をテレビで観た→純愛ラプソディを久しぶりに聞いた→この曲が主題歌だった「出逢った頃の君でいて」の最終回を見逃していたことに気がついた→原作を読んでみたい となった。 結末はなんとなく予想通りだったけれど、ハラハラドキドキした。

2019/06/23

[さぬきひめ]

自分と照らし合わせてしまって、結構辛いとこもあったけどとっても良かった お気に入りの1冊がまた増えました

2022/12/06

[みのにゃー]

20歳の女の子ナナが主人公。バブル真っ只中の感覚に違和感（それは時代の変化のせいですが）。当時の女の子は結婚相手を見つけるためだけに就職して、男性のフォローをする仕事だったなぁ。ドラマチックすぎる展開は漫画かトレンディドラマのよう。というか、まさに漫画の原作だったそうだ。苦痛を感じながらの読書でも、読み終わってみればナナを応援する自分がいる。

2025/06/09

[コルン]

不倫と純愛をテーマにした作品。ドラマも見ていたので、小説も読んでみました。三輪のような立派な男が世の中どれだけいるのか？

2013/10/28

[Yossarian]

お話にもならない。読んだことをネタにもできないほど酷い。これほど酷いのは秋元康の小説以来。