内容説明
※電子版は書き下ろしショートストーリー「ある辺土領主の姫のお話」の特別付録つきです。
「小説家になろう」異色のダークファンタジー、
著者渾身の大改稿による待望の第3弾。
谷の神の加護を得て、諸族の帰依を集め自らの国を築き始めたラグ村の少年カイ。
“守護者”としての使命を果たすため小人(コロル)族を引き連れ
灰色猿(マカク)族の首都へ向かうと、王城の奥に座していたのは、
地を腐らせ、触れるだけで生命を奪う呪われた存在……悪神(ディアボ)。
灰色猿たちが蹂躙されるなか、「大首領派」を率いる“賢姫”は、
従えていた神狼(デウ・ロー)を悪神へと解き放つ。
カイたちは種族の垣根を越え、この世界を生きる者としての戦いを始めるのであった。
そして人族の地では、州都・バルタヴィアにて、
辺土領主が一堂に会する大祭「冬至の宴」が催されようとしていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
8
ちょっと読むだけと思ってたら最後まで読んじまったw 怒涛の急展開、最後はまさかの結末。 楽しむため読んで無いが、「なろうと」大分違うらしい。 4巻早よ!2019/06/29
ジョン・ドゥ
2
世界の仕組みが紐解かれ心配していたお兄ちゃんの闇堕ちは今回親殺しがあったから同じ事は話的に盛り上がらないからヘタレキャラ化かな?それにしても最初の豚将軍の神格が気になる。人間の衰退としても今回5格ワンパン、6格隈取り見てビビるって感じだし。2020/06/24
alleine05
2
いまいち。戦いの描写や話の流れがごちゃごちゃしててわかりづらい。主人公の言動が考え無しの場当たり的なものだったり、何故そんなふうに振る舞うの? と疑問に思うぐらい動機が見えてこなくて共感しづらい。主人公の前世の記憶設定が異世界の物事をわかりやすく表現するのに作者にとって都合がいいだけの設定になっていてげんなり。一、二巻を読んだときはもっと楽しめたはずなんだけど、何故か今回はマイナス点ばかり目についてしまった。残念。2019/07/04