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内容説明
多彩な句が詠まれる現代にこそ再確認されるべき季語の本意。古今の歳時記や古典を通してその歴史と変遷を探り、季語本来の意味を浮き彫りにする。季語は「言葉」そのものに伝統と味わいがある――。実作・鑑賞に役立つ画期的な季語論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みみこ
1
季語は文語である は当たり前のことなのだが、さまざまな季語を見た後で言われると、いつもと違う重みを感じる。実作の時に文語に惹かれる理由はそこかもしれない。2022/07/15
豆ぐみ
1
角川選書。平成22~23年に角川「俳句」に連載された「伝えたい季語、変化する歳時記」を中心にまとめられたもの。サインももらっちゃった。2019/08/08
夏みかん
0
俳句、こわい、の理由が垣間見えた。「正く」に拘ると敷居が跳ね上がる。でも、ものすごく面白かったし、その窮屈さや難しさも含め、やっぱり俳句は面白そうと思った。文語由来、漢語由来のことや、変な動詞化問題など、言葉の知識としても面白かった。2025/08/19
lonely_jean
0
初心者…私もそのひとりだが、本書を読むと、俳句を詠むのがものすごくたいへんなことに思える。これだけ勉強しなければ正しく詠めないのなら、ちょっともう遠慮しておく…という人も出てきそうだが、私は変わらず詠もうと思う。勉強は、しながらでいい。し終わってから、では、永遠に詠めなくなってしまうので。2023/02/28
星菫
0
俳句を作らなくても、言葉に興味のある人なら楽しく読めると思う。2019/12/21