バンブーコミックス 4コマセレクション 世直し源さん（１）

著者名：業田良家【著】

竹書房（2019/06発売）

• ISBN：9784812424247

内容説明

ある時代、あるところに、ステテコ姿の「世直し源さん」がいました――。その男・本田源太郎（５２歳）は、現職の内閣総理大臣。守旧派・丸井大臣の献金問題が浮上した時、「国会議員性根たたき直し法案」を閣議で提案する。法案を検討した党幹事長は、丸井大臣らを引き入れ、妨害工作に乗り出す。源さんはさらに、国会演説で「国民のためになる独裁政治を行う」と宣言。孤立を深めるかにみえた源さんに、若い議員の中から応援者が現れ…。『自虐の詩』に続く業田ギャグの大作、始動！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤]

この著者の別の本からたどりついた１冊。ステテコ姿の「世直し源さん」こと本田源太郎が総理大臣になるところから始まる。ステテコ姿の総理大臣とは現実離れしていてありえなさがある。重婚やマッチョな姿、好物のケーキを食べる姿は家族以外にはみせなかいなど秘密も多いが、なぜか引き込まれ応援してみたくなる。「愚民政治に陥るくらいなら独裁してやる！」「体を動かして働くのが人間の営みの基本じゃないかな」など印象に残る言葉。マンガをあまり読まない時期が続いたせいか字と絵を同時に理解する力が退化してしまったよう。

2019/12/04

[しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア！？]

ステテコ姿で女たらしのおっさんは、実は総理大臣。ゴルバチョフや加藤剛を閣僚に据え、改革に努めるのであった…。　新党ブーム期の政治漫画。破天荒で痛快。議員報酬大幅引き上げと個人献金すら禁止の「国会議員叩き直し法」は当時の与党議員にも人気だったとか。

2016/04/16

[やまちち]

政治ものです、でもいままでにないタッチで絵もクレヨンしんちゃんみてる感じだけど最後まで楽しくよめる。 今の日本に必要なひと源さん！

2012/05/17

[Yoshika Komatsu]

🔳藤井厳喜先生がお薦めしてた社会派ギャグマンガ。

2024/07/04