創元推理文庫<br> 弥助、命を狙われる

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創元推理文庫
弥助、命を狙われる

  • 著者名:廣嶋玲子【著】
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • 東京創元社(2019/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488565107

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内容説明

「近いうちにおまえの愛しいその子を奪ってやるわ、白嵐」妖怪奉行所の牢獄から脱獄した女妖は、そう告げて姿を消した。以来、太鼓長屋に住む弥助は、養い親である千弥の過保護ぶりに息が詰まりそうだった。自分の命が狙われているのだ、弥助だって怖くないわけはない。だが、あんな女のせいで怯えて暮らすなんていやだ。意地でも普通に暮らし、妖怪の子預かり屋の役目も果たしたい。月夜公の強力な結界が張られた長屋の領域から出ないことを条件に、しぶしぶ千弥も弥助の願いを聞き入れたものの……。大人気のお江戸妖怪ファンタジイ第8弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

72
前作で弥助の命を狙うことにした紅珠。その執念や、恐ろしやー。弥助を守ろうと必死で脆い千弥が愛おしかった。久蔵もここぞってところで良い役回りだったね。格好良かった。最後には辛い十郎の過去。人に裏切られてもまた新しい縁を繋いだみたいで良かった。今回出てこなかったレギュラーも沢山いたので次は出てきてくれると嬉しいな。2020/11/05

ひさか

56
2019年6月創元推理文庫刊。書下ろし。シリーズ8作目。長編1つと短編1つを収録。弥助を守りきった千弥に何がおこるのだろう。次回も、どきどきものです。2020/05/11

ぽのぽの

50
シリーズ第8弾。あ〜ハラハラした。かなりサスペンス、そのうえバイオレンス。前巻が子妖のワンパク物語だったからギャップが激しい。目まぐるしい展開にあたふた。息も絶え絶え。しかし先が気になって一気読み。まさか弥助が死んじゃうんじゃないか…とヒヤヒヤした。主人公が死ぬはずないけど。瀕死の弥助を抱きかかえた千弥が叫ぶ場面には、不謹慎ながら萌えた。その名を呼ぶかッ!そうか、そうか。ニマニマ笑った。2025/11/20

一華

36
八作目…妖しも人間も女は怖い!って巻。雪耶の唯一になれなかった紅珠…その一途な想いが執着に変じたことから起きた一連の出来事。なんとか千弥の機転で弥助もことなきを得たようだが…「代償」とは?そして、仲人屋の十郎の過去の話もなんとも苦い出来事だった…。次巻は、初音姫に赤子が産まれ…ほんわかできるようです。2019/12/21

美月0217

33
弥助狙われる!そのままです。 もう千弥が月夜公のことを「ゆきや~ゆきや~」と叫び呼ぶ場面はうるっと来ました・・ どれだけ弥助が大事なのかがわかって・・・ と言う間に読み終わって・・次が出るのが楽しみですがね・・2019/09/25

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