日本経済新聞出版<br> 可動域を広げよ

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日本経済新聞出版
可動域を広げよ

  • 著者名:齋藤孝【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2019/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532264048

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内容説明

長い人生何をして過ごしますか?
日がな一日家でごろごろするか、
次々とやりたいことが見つかるかは、
あなたの心掛け次第。
好きなものを書き出してみる。
得意分野をじわり広げる。
偶然の出会いを見逃さない--。
痛(いた)気持ちいいを楽しむ、
人生100年時代の生き方・学び方。

○人生100年時代と言うけれど、増えた可処分時間をどう過ごすかで明暗がわかれてしまう。
日がなテレビとごろ寝で過ごすか、次々とやりたいことが生まれ、挑戦をし続けられるかは、
ひとえにその人がどこまで柔軟でいられるかに関わってくる。
本書は「可動域」をキーワードに、人生100年時代の生き方、学び方を伝授するもの。

○人というのは放っておくと心身とも固くなっていく。
赤ちゃんは基本的に柔らかく、可動域も広い。そして何にでも興味を示す。
それが、だんだん年齢を重ね、青年期を経て、人生半ばをすぎると、
身体とともにいろいろなものが固くなる。
交際範囲は狭まり、行動パターンや発想も型どおりになり、最終的に死を迎える。

○赤ちゃんや青年時代のような、柔軟な心と行動を取り戻すには、
まず身体から動かしていくのがいい。
息を吐いて身体を緩ませる。「痛気持ちいい」ぐらいまで関節を広げてその実感を味わう。

○身体のウオーミングアップをしたところで、可動域を広げるには二つの方法がある。
一つは自分の得意領域から始め、少しずつ広げる、
偶然を逃さず「離島」に飛び移って、新しいことに挑戦する、である。

○さらに、可動域が広がる読書術や、病気やケガ、異動や失職などの逆境を、
可動域を広げるチャンスにする法、
可動域を加速度的に広げることに成功した達人たちの事例も紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inami

22
◉読書 ★3 いつからか人生100年時代と言われるようになった。定年も60歳、→65歳→すぐに70歳に→そして、天国に召されるまでと・・年金も怪しい中、笑えない。今、65歳以上でも働きたいと考えている人は6割を超えるが、60歳以上で常勤就業は約1割。7割以上は非常勤等の仕事もしていない。そんな中、本書は長い人生、何をして過ごしますかと問う。身体と同様、思考も放っておけば硬くなる。それを防いで柔軟に保つには、身体と同様、不断の”脳のストレッチ”が欠かせない・・と、いろいろな話が飛び出すが、やや期待ハズレ ⇒2019/07/22

ikatin

13
またもや帰路での読書。どうしても齋藤先生を選んでしまう。内容的にはこれまでと少なからずオーバーラップするのだが、硬い論調ではないのでつい頷いてしまう。繰り返しているうちに身になる部分も少しはあるのかな。2019/06/15

紫の煙

11
大学教授の職にありながら、好奇心の塊の様な人である。テレビ、映画、本、自分の可動域を広げるやり方は沢山ある。一度きりの人生を楽しむためのガイドブック。2019/11/12

かずぼん

11
中高年に対する激励の書とも言える。また、定年を数年後に控えた世代への警鐘とも言える。若い世代に比べ、われわれ定年間近の世代はまだまだ仕事一筋が美徳とされて育ってきた。だから、仕事がなくなったらどうするのか、仕事がらみの人間関係が終わったらどういう人間関係が残るのか。想像すると背筋が寒くなる。いざ、その時が来たときにうろたえないためにも、今からやれることを見つけ、そして行動を起こさねばならない。そのために、「可動域」を広げることがいかに必要かがよくわかる。広げるためのヒントは同著者の別の本にも書かれている。2019/08/03

ノンミン

6
痛気持ちいい感覚、ちょっと負荷をかけることで、可動域を広げて自分の世界を広げることができそうに感じました。興味を持ったことがあれば自分で調べて、調べるうちに新しいものに出会えることを楽しみにしたいと思います。2022/06/19

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