内容説明
50歳を過ぎたら「無我夢中の時間」を1分でも多く持つことだ。それが後半生を支える本物の「教養」になる。東西の古典から漱石の「自己本位」、たけしの狂気、イチローのルーティンまで、じつは「バカ」だった偉人の言葉や生き方を渉猟。人生に勢いを取り戻すヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
46
図書館の新刊コーナーで見つけ久しぶりに齋藤孝さんを読んでみました。読みやすいです、外出先でさらっと読めます。音楽、スポーツ、テレビ番組など身近なものを使う方法もわかりやすいです。ただ、これは働くことが生活の主流だった人向けかなと思います。「人生で楽しいことの9割は終わり、いやなことの9割はこれから、50歳の福音書」とあります。が、50代になり子育ても介護も終了した私には「え?楽しめるのは今からでしょ?」という感じでした。2019/06/26
ビイーン
24
齊藤孝氏は私の読書の先生である。人生の後半は自分に折り合いをつけて生きていきたいもの。気が楽になれるヒントを貰えた。本書で取り上げられた夏目漱石の「私の個人主義」は気になったので読んでみたい。2020/11/26
breguet4194q
18
様々なことにモチベーションが下がりだす50代はどんな状況なのか、どう過ごすか、そのエッセンスを説かれています。世間でよく○○バカと言いますが、そこまで言える何かを見つけ出す事が本当に大事です。私自身50代になる前に読めてよかったと思いました。2020/05/05
奈良 楓
17
【〇】この本で、以下を顧みました。 ・他人の目を気にしないこと。 ・ ライブ感を大切にすること。 ・目的のない学問をすること。2019/07/14
bonbon99
15
50代ではないが読了しました。新しいこと、自分の守備範囲ではないことに好奇心を持ち、バカみたいにハマることが人生に勢いをつける。こんな趣旨の本です。一度きりの人生、全方位的に興味を持って生きていく。齋藤先生ならではの活力法ですが、元気が出る本です。2019/07/10