なぜトランスジェンダーは生きにくいのか―20歳大学生の当事者が語る不都合な真実

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なぜトランスジェンダーは生きにくいのか―20歳大学生の当事者が語る不都合な真実

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798074085
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

☆☆☆「普通」という言葉、使いづらくなってない?☆☆☆

LBGTQ関連の話をしていると、
「普通」という言葉が使いにくい、
という問題が出てきます。

たとえば「非当事者」という意味で「普通の人」というと、
途端に「じゃあ当事者は普通じゃないのか?」とクレームが入る…
おそらく容易に想像できると思います。

しかし、これが非当事者だけではなく、
当事者からの「使いにくい」という声であったら…
それでも反応は変わりませんか?

☆☆☆13歳でカミングアウト、15歳で起業、20歳で初出版☆☆☆
☆☆☆メディア注目の当事者による「やり過ぎ・足りな過ぎ」☆☆☆

著者は中学時代、制服のスカートを穿けなくなったことから、
市内で初めて男女同じ制服の改革のきっかけとなりました。

さらに15歳で起業し、現在は小学校~大学までの教育機関のほか、
自治体、学会、大手企業にて講演をおこない、
「トランスジェンダー」や「LBGTQ」といった枠を超えて活動しています。

そんな著者による提言は「当事者からの本音」を通り越して、
非当事者の立場も尊重した非常にバランスがよく、
かつ斬新なモノばかりです。

・「LBGTQについて教育しなきゃ」は逆効果
・少数派に配慮していたらキリがない
・「男らしく、女らしく」の考えも多様性の一つ
・オーバーケアを至るところで感じる
・そもそも「LBGTQ」で括るのが間違い…

メディアでは「LBGTQの意見を尊重せよ」と声高に叫ばれがちですが、
著者は「違うと感じるものは違う」と主張し、真の意味で差別のない、
多様性社会の実現を目指しています。

若い人はトランスジェンダーやLBGTQ問題について、
本当はどう考えているのか、捉えているのかを知りたい…
そんな方にお勧めの1冊です。

【もくじ】
第1章 自分で生きにくくしている当事者たち
第2章 「思うようにいかない」のはみんな一緒
第3章 僕の仕事は「前例」をつくること
第4章 カミングアウトは本当に必要なの?
第5章 「トランスジェンダー」という言葉をなくすために


【目次】

第1章 自分で生きにくくしている当事者たち
・権利の主張ばかりしてないか?
・トランスジェンダーじゃない人にも権利はある
・「普通」という言葉が使いづらい
・男らしさ、女らしさの枠。男らしさ、女らしさと言ってもいいというのも多様性ではないか
・新しければいい? 海外でそう言っている?
・代弁者は要らない
・LBGTQ? 僕だってレズビアンのことはわからない
・「ゲイを軽く見ている」…それでよくないか
・やっぱり「理解してほしい」は違う
・トランスジェンダーはみんな犯罪者?

第2章 「思うようにいかない」のはみんな一緒
・幼少期~小学の思い出
・尖っていた中学時代
・娘から息子、妹から弟へ
・カミングアウトした高校時代
・高かった宗教の壁
・「笑叶」という名前を変えたかった
・自分こそ自分を偏見の目で見ていた
・「この子が悩まないように」はどんな人でもムリ
・一緒にいた友達はトランスジェンダーになりたかったのか
・商品の色が赤と青(あるいは黒)しかない状態は本当によくないのか(「好きな色の商品がない」は誰だって経験し得る)

第3章 僕の仕事は「前例」をつくること
・制服のスカートもズボンも選べる
・15歳で起業
・もっとも若い講演者
・過去の「乗り越えた話」には誰も共感しない
・トランスジェンダーに絞った講演だけでは先が続かない
・若者はどんな話に共感するのか
・凝り固まった考えの人とはどう付き合うべきか
・タイの真実
・政治家が一番わかってくれない
・同性婚がダメな本当の理由とは?

第4章 カミングアウトは本当に必要か?
・なぜカミングアウトにこだわるのか
・大学ではカミングアウトしていません
・カミングアウトしない=嘘をついている?
・異性愛者がいちいち「私は男好き」と公言しない
・「この子が悩まないように」はムリ
・僕は19歳、別に配慮はいりません
・オーバーケアを至る所で感じる
・手厚くケアすればいいわけではなく「ホワイト離職」だってある(ブラック企業だったら辞めるだけではなく、ホワイトであってもここではないと思いやめてしまう若者)
・もちろんカミングアウトしたいならすればいい
・「したいけどできない」という人へのアドバイス

第5章 「トランスジェンダー」という言葉をなくすために
・「ぎっちょ」って何?
・左利きやAB型と同じくらいの感覚で
・じつは「教育」って怖い
・「何かやらなきゃ」は大抵裏目に出る
・トランスジェンダーの当事者から言われると「それっぽく聞こえる」
・トランスジェンダー教育をすると当事者が増えるという危機(教育をすると「私もトランスジェンダー」だという人が増えるからやめてくれという周りの人がいる→知識を

内容説明

当事者の主張はすべて正しい?古い考えは無視するべき?海外は進んでいて日本は遅れている?「本当の多様性社会」をつくるためにここで一緒に考えてみませんか―

目次

まえがき 言葉は「第一歩」に過ぎない
第1章 自分で生きにくくしている当事者たち
第2章 「思うようにいかない」のはみんな一緒
第3章 僕の仕事は「前例」をつくること
第4章 カミングアウトは本当に必要なの?
第5章 「LGBTQ」という言葉をなくすために
あとがき これは終わりではなく、問いの始まり

著者等紹介

岡笑叶[オカワカナ]
2004年生まれ。関西学院大学国際学部在籍。トランスジェンダー(FtM)。15歳で株式会社ファーストペンギンを設立し、現在は代表を務めている。中学時代にカミングアウトし、西宮市で制服選択制の導入を後押しする行動を起こした。『24時間テレビ』内「世界を変える10人の10代」に選出されたほか、『読売テレビニュースten.』では繰り返し特集され、神戸新聞やNNNドキュメントなどメディア出演も多数。TEDxスピーカーとしても登壇。現在海外支援活動やLGBTQを含む多様性の啓発活動のほか、教育機関・自治体・企業向けの講演や教職員へのコンサルティング、コミュニティ運営など幅広く取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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︎💓ひかる💓

2
私は思う、人間らしく生きて、人間らしく死んでいく。性別はひとつの記号みたいな物だと。私はカラダは女性、戸籍は男性ですが、人工物の使用はなし。ひとむかし前から思うと数段に生きやすく、差別的な表現をあからさまに言う人は少なくなってると思います。前にスーパーのレジで幼稚園ぐらいの我が子に向って"見るんじゃありません目を塞ぎながら…"と私に言った事はいまでも忘れられない。生きやすい、生きにくいは同時進行なのかも。性別はと聞かれれば"ひかる"と言いたい。新しい言葉が色々と出てきてコチラから説明する時も重宝⇒2025/11/06

しゅんぺい(笑)

1
著者の方、このタイトルに納得したんかな。思いっきり当事者がみんな生きづらいわけではない、的な話書いてあったけど。タイトルのつけかたの流行り?に乗った感がある。いろんな話扱ってますが、みんながみんなそういう状況やったり考え方じゃないですよ、一人ひとりを知って、排除するではなく普通に受け止めていきましょうってこと。2025/11/02

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