内容説明
南海貿易によって富み栄えた、剛毅・狡智な堺商人の中の実力者で、覇者・豊臣秀吉に寵愛を受けた茶頭として華やいでいた利休は、なぜ、死を賜らねばならなかったのか? 晩年10年間に凝縮された栄光と挫折の生涯の、自身の性格に根ざした破調と、政情の推移が関わって生じた悲劇を描いて、「利休の死の謎」を解く、迫真の歴史読物。激しく生きた男の、栄光と挫折のドラマ。歴史的、経済的新視点から千利休の死の謎に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
京橋ハナコ
2
千利休をはじめ戦国時代に生きた茶人、商人など武将でない人たちの話。正直に言うとなぜ利休が切腹となったか良くわからなかった。他の小説でもいろんな説を読むがよくわからない。案外本人たちもよくわからなかったのではないかと思っている。2011/09/12
ふくみみ
1
小説かと思って読み始めたら利休の切腹の謎を考察する本でした。他にも茶人や絵師について考察されていますが、そのきっかけが著者の家がMOA美術館に近く、そこの所蔵からというのが面白い。そしてうらやましい。本が書かれたときと較べて、NHKでへうげものをやってることもあり、戦国の茶人を巡る描写や研究を目にする機会はずっと多いかと思います。なので書かれていることはそう意外なものはないのですが、美術品からの考察というのは面白いかも。2011/12/29
みこと
0
なるほど、そういう解釈があったのか。でも…私には読みづらかった…。2016/08/04
半べえ (やればできる子)
0
★★★2011/06/17
yukioninaite
0
やっぱり講演録だったのですねぇ。スタンダードに納得できるようにまとめてあって、ただ、著者が本当に言いたかったことはなんだったのだろう?となんか読みとばしてしまったような後味でした。2015/11/12
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