内容説明
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近代科学はここからはじまった！ 運動の法則、万有引力の法則、天体の運行、……古典力学の基礎を築いた歴史的名著を新書化！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
9
17世紀前半膨大な火星のデータを計算したケプラーは、神の真円なる考えとデータが弾き出す楕円軌道の誤差に「遠隔力」なる力を想定した。同世紀後半、著者もまた運動から力(万有引力)を導出する(順問題)。一般にニュートン力学は万有引力から運動を導くが(逆問題)、厳密には微積分学で求める必要がある。が、ライプニッツとの微積記号の権利問題もあり、本書はユークリッド『原論』を踏襲し幾何学的に展開される。第1編は真空中の物体の運動について、終盤に巨大な物体としての天体を想定する。時折著者が図形に引く補助線の美しさに驚く。2019/09/02
しかっくま
6
ニュートンによる300年前の書。万有引力の法則を証明した書としても有名。流し読み、までいかない流し眺めだけしたが、高校の数学や物理の知識があれば、一応理解しながら読むことはできるのだと思った。むしろ高校時代に読んだら面白かったろう、と思う。今読むには気合と時間が足りない…2019/12/03
たか
6
難しい…2019/08/21
tanipo
3
ケプラーの法則から万有引力を導くところ（命題11。p.07）を知りたくて購入。楕円を鏡面とすると１つの焦点から出た光は鏡面で反射してもう一方の焦点に達するという部分の証明が省略されている。当時は当たり前だったのだろう。これについてはファインマンさん力学を語るに別証明があった。 日本語で読める物理の本として（横書きの本として）のプリンキピアはこれとチャンドラセカールだけ。 タイトルがプリンシピアなのでプリンキピアで検索すると漏れることがある。2020/08/24
takao
1
ふむ2019/08/14
