偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る

  • 著者名:岩田温【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • イースト・プレス(2019/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781617824

ファイル: /

内容説明

憲法改正、安倍政治、安全保障、国際関係……その「正義」が日本を亡ぼす!

新進気鋭の政治学者が教える「ニュースの正しい読み方」

テレビ、新聞、雑誌で報道されていることは、すべてそのメディアや記者の主観的な「ポジショントーク」にすぎない。
そこに込められた偽善と欺瞞を読み解けば、「政治ニュースの正しい読み方」が見えてくる。

なぜ、池上彰さんの話は自分の立場をはっきりさせないのに解りやすいのか?
政治評論と陰謀論の境界線とは?
政治ニュースを読めば社会情勢は正しく理解できるのか?

新進気鋭の政治学者が冷静な視点から斬る。

【目次】
第1章 政治家、評論家の偽善を斬る
第2章 メディアの偽善を斬る
第3章 「憲法改正」ニュースのおかしな議論
第4章 「安倍政治」ニュースのおかしな議論
第5章 「安全保障」ニュースのおかしな議論
第6章 「国際関係」ニュースのおかしな議論
第7章 「イデオロギー」という名の偽善を斬る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

58
雑誌、ブログ、メルマガ等の連載記事を集めた時論集。ちょっと予想していたのと当てが外れていたかな。いわゆる「リベラル」を自称する左派論客の矛盾や非現実性を薙ぎ倒していくスタイルとは様相を異にする。それよりはその論客の発言のスタイルや内にある思弁的な態度が問題として取り上げられている。例えば自己の文明が当然とする万人の思想に寛容なリベラリズムが、それを完全否定するイスラム移民の増加で危機に瀕する欧州。全てを受け入れる理念の論理的帰結が逆にそれを圧死へと追いやる矛盾。(続)2019/08/12

軍縮地球市民shinshin

19
若手保守論客の最新時論集。ほんとに日本の「リベラル」はヘンテコで、言っていることとやっていることがだいぶ違う。「人権」「平和」「多様性」「共生」とか言っているが、中韓の批判をしただけで「ヘイトスピーチ」、自分たちと意見を違う人物を徹底的に干す、集団で虐めるなどひどいものだ。「安倍をぶっ殺す」と発言した山口二郎法政大学教授・北大名誉教授なんてその代表例。女性学者上野千鶴子は、自分の思想に不利なデータは公表しなくていいと発言している。これこそまさに「全体主義」「ファシズム」の発想だ。2019/06/20

templecity

14
リベラル派、左派と言われる者たちへ批判。単に自民党政権を倒したいがための反対や論調に野党は染まっている。自民党政権が良いと言うより野党には任せられないと言うのが長期政権の根源。テレビ視聴が多い層ほど反自民だが、ネットで見ると右よりが多い。所謂ネトウヨ。死刑反対論があるが死刑にしてほしいがために残虐犯罪を起こす者もいるのは困りもの。Ys国のリーダーが自国の利益のために議論しているのに対し、宇宙の視点から世界平和を唱えていた鳩山由紀夫は本当にルーピー宇宙人。等々 2020/09/06

トラ

9
著者の人となりが伝わってくる良い内容でした。著者の本は何冊か読んだので憲法についての主張や文化人批判は知っていましたが、死刑制度についてのくだりが面白かったです。死刑についてもっと知りたいと思いました。2019/12/12

Riopapa

8
コラム集でガッチリした本ではなかったが、筆者のスタンスはよくわかった。リベラルというものが日本ではなぜ排除の論理をとってしまうのだろうか。2020/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13721000
  • ご注意事項