ちくま新書<br> 日本人はなぜ「頼む」のか ──結びあいの日本史

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ちくま新書
日本人はなぜ「頼む」のか ──結びあいの日本史

  • 著者名:白川部達夫【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2019/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480072337

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内容説明

平安時代には父親などの「経済的庇護者」、中世には「主従制の主人」との関わりで使われた「頼む」という言葉。また、頼み頼まれる社会関係は近世に「義理」概念を生む基盤となるなど、日本史のなかで意味を変化させてきた。その変化は人と人の結びつきの変化を表している。『万葉集』『源氏物語』から「一揆契約書」「頼み証文」まで、様々な史料に現れる「頼む」の変遷を丹念に読み込み、日本人の社会的結合を描く、まったく新しい社会心性史の試み。

目次

プロローグ──秀吉の遺言から
第一章 古代の「頼み」
第二章 武家主従制の展開と「頼み」
第三章 南北朝争乱のなかの武士と惣村
第四章 一揆契約と戦国家法
第五章 戦国大名と天下統一
第六章 「頼み」から「義理」へ
エピローグ──頼み証文の出現

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

4
「頼む」ということは、古代日本の時代から存在したことはわかった。しかし、日本人はなぜ頼むのかは、よく分からなかった。2019/08/11

B.J.

3
土居健郎・甘えの構造では、言い換えれば、たのむ、とは甘えさせてほしいということにほかならない。・・・本文より2023/06/11

oooともろー

1
「頼む」ことの意味を古代から近世までたどる。現代にもまだ残るつながり。2021/06/25

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