角川新書<br> IR〈統合型リゾート〉で日本が変わる カジノと観光都市の未来

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角川新書
IR〈統合型リゾート〉で日本が変わる カジノと観光都市の未来

  • ISBN:9784040822822

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内容説明

2025年までに国内に開業が予定されているIR。カジノを核としつつも、その倍以上の収益が周辺のホテル、展示場、エンタテインメント施設から見込まれる。ラスベガス大手企業の日本トップが明かす最前線。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐治駿河

40
まずは、ギャンブル依存症の心配する人もいますがあまり心配する必要はないですよね。本書では書かれていませんが日本のパチンコ業界の売り上げと世界中のカジノ売り上げ合計と同じくらいの規模ですので、どんなにカジノを日本で頑張ってもパチンコ業界を超える規模になりません。ギャンブル依存症を気にするならパチンコを規制したほうが効果的ですね。現在の世界のIRの売り上げではカジノよりその他のエンターテインメントの方が大きくなっていることも書かれていましたが、それでもカジノ売り上げはバカにできません。2025/05/04

shomma

8
先端的な技術や豪華なエンターテインメントが集中する「IR(統合型リゾート)」。IR運営企業であるMGMの社風(生態系をつくるという発想)とか、「日本のIR」に向けられる期待が感じられる。柔軟で明るい発想で組み立てられる非日常的な空間に行ってみたくもなった。一方で、読者としてはもう少し新しい観点知見を得られることを期待する。たとえば、カジノが中心的な収益源でないならば、なぜそれがIRに必須なのか、従来型リゾートとの本質的な差をどう定義するのか、等が語られるべきだと思う。2019/08/10

maimai

6
統合型リゾートの開発の必要性が叫ばれています。マリーナ・ベイサンズやラスベガスといった世界有数のIRとなれば海外旅客数、経済的な発展のみならず働く人の癒しとなる空間ができますが、治安や賭博に関しての批判があるためまだ日本では厳しいのでしょうか…カジノゲームはロジカルシンキングの強化に繋がりビジネス面に関する発展も期待できるのではないかと考えられますが、どうかな。カジノに関しては賛否両論ありますがラスベガスやマリーナ・ベイサンズが魅力的な都市であるのもまた事実。今後日本の都市建設はどう変化していくのかな2020/08/30

じろう

0
日本MGMリゾーツの代表が日本にIRを作るメリットを主にラスベガスの例をもって語っている本。著者の強い日本愛を感じた(実際大阪IR誘致でMGMは粘り強く戦っていて好感が持てる)。ただ、日本で成功することの説得力がいまいちない。データの裏付けが少なく、「みんな現地の美味しいものを食べたいはずです」のような感情面の話が多い。IRと地方とを繋ぐ例も、老舗レストランに小道を作った話くらい。世界に展開するMGMだからこそ提示できる、説得力ある事例で「これは日本すごいことになるぞ」とまで思いたかった。2020/08/20

かずたろ

0
日本MGM社長の著書。企業宣伝の面が強いかなと懸念もありましたが、日本におけるIRの現状や概要がよく分かり良書でした。2019/07/06

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