内容説明
「何かをやめることは、私が私で生きるための
人生後半の大掃除だった気がします」
“年を重ねると、世界はとらえようのないほど広くて、不確かなもの、とわかってきます。だったら、ものさしを「自分」に置くしかない……。引き出しの中身を、自分のものさしで再定義していく。それが、私の50代の始まりでした。
そんな作業の中で、若い頃から「これは絶対に必要」と持ち続けていたあれこれが、実はいらないんじゃないか、と思うようになりました。~中略~この本は、そうやって私が暮らしの中で、1つ、2つと「やめたこと」をまとめた一冊です。(本文より)
『暮らしのおへそ』ディレクター、イチダさんの大人がもっとラクチンに生きられるコツ34
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ででんでん
81
ご本人が暮らしのなかで1つ、2つと「やめたこと」をまとめた本。「『わかってからやる』をやめる」➡「『正しいか』『間違いか』を判別する唯一の方法が、一歩を踏み出す、ということ。」と言う彼女。壁にぶつかって初めて気がつく、結構猪突猛進タイプの私は、自分を肯定してもらったようで嬉しくなる。「もっともっと」をやめて「自分の中にあるもの」で勝負をする。カメレオン体質をやめるも納得。「仕事以外では『明るく閉じている』タイプ」で、集団行動が苦手というところも共感。それでも心を開き、誰かに『助けて』と言うほうがよいのだ。2020/11/28
布遊
64
フリーライターの筆者、今までやめられずにいたことが、やめてみれば、その方が良かったこと40くらい書かれている。*頭や心を整える前に、まずは体を整えましょう*服は「探して」ではなく、「出会って」買うもの。心・おしゃれ・食べる・日々の暮らし、どの分野でもやめれば、シンプルになり、暮らしやすくなると言うことなのだろう。この手の本も何冊か読んだけれど、文字数多く、読み応えがあった。2019/12/14
どぶねずみ
56
良い意味で言わせてもらうと、この本からは新たに学ぶことは無かった。それは私の育ての親である鬼婆(祖母)から学んだことがほとんどだったからだ。20歳頃の私に「目先のことばかりきらびやかにしてないで、内面を磨け」と口煩く言っていた鬼婆の言葉が、ここには優しい言葉で書かれている。要約すると、イライラしないためにプラス要素に置き換えるということや、人目にとらわれずに自分のポリシーを持つことが大事ってことかな。2020/08/06
竹園和明
44
「欠点を無理して直すのをやめる」「明日でいいことは今日しない」「ジャージをやめる」等。日頃当たり前にやっていた行動や考え方をやめてみる事。著者は50歳を過ぎた辺りから、自分のこだわりや「やらなきゃ!」と思っていた事をやめてみたそうです。するとそこから広がる新しい世界が清々しい。真面目な人ほど「こうあるべき」という思い込みが激しいもの。でもやめてみると意外と心配した程でもなかった…って、結構あるね。自分も人生後半戦。“べき”論にとらわれず、意識的に自分を解放したい。もうガチガチじゃなくてもいいだろう、竹園。2019/07/18
YAKO
40
断捨離とか、物も考え方もシンプルにしたい✨ これからの私にまさに必要な本✨🎶 と手に取った本でしたが、、なんか違う😓 読むのをやめようかと思いながら、最後まで読んでしまった😥2020/07/02
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