内容説明
本邦初公開! 自民党政務調査会の「ヌシ」と呼ばれた男が、16人の総理大臣の間近で見た40年間の永田町の事件の裏側を、身命を賭して初めて語る! 総理大臣や大物政治家たちが、選挙戦の舞台裏や海外出張中に見せる素顔は、今まで誰も語ってこなかった。「まさか、あのプリンスが!?」「やはり、あの悪人面は!!」の連続で、息もつかせぬ小説のような展開!「私が仕えた16人の総理」「自民党政務調査会の使命」「自民党という梁山泊の住人」「国会議員の品格 」「自民党本部6階から眺めた永田町」などの各章で構成する平成・永田町の全裏面史――日本を土壇場で救った政治家、売国奴となった政治家とは誰か!?
目次
第1章 私が仕えた16人の総理
第2章 自民党政務調査会の使命
第3章 自民党という梁山泊の住人
第4章 国会議員の品格
第5章 自民党本部6階から見下ろした永田町
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん
2
自民党職員田村重信の本。多くの国会議員について、党職員の目からの評価が書いてあり面白い。2020/02/28
高木正雄
1
おさかな天国ヒットの背景や舛添の論文代筆を伊吹文明に見破られたエピソードなど面白かった。自社さのときの社会党とはまだわかりあえるところがあったのだろうが、民主党政権下の自民党は相手にしてもらえなかったそうだ2023/10/17
半木 糺
1
著者の田村重信氏は自民党の事務員として長らく勤務した人物。政務調査会の室長も務めたキャリアを持ち、政治家や評論家とは違う視点からの政治論や政治史が書かれているのではないかと期待し手に取った。しかし基本的には自身と交友関係のあった政治家の思い出話が中心であり、何か有為な記述があるわけではなかった。2021/10/24
chuji
1
久喜市立中央図書館の本。2019年6月初版。書き下ろし。生々しくて面白い。最近の政治家より昔の政治家は人格者で人間味がある人が多いなぁ~2019/08/03
Masayuki Shimura
0
【永田町で働く人間にとって、信頼は命よりも大切なものなのである】(文中より引用)。・・・・・永田町・霞ヶ関の内幕が興味深いことはもちろんですが、党の職員というのがどういった動機や考え方で働いているかを知ることができる意味でも貴重かと。スポットライトを浴びることは少ない立場だと思いますが、政策決定や日々の動向に少なくない影響を与えているんだなと感じました。2022/12/15