内容説明
債権法改正など，2017年・2018年に相次いだ民法・商法の改正は，保険法の解釈や実務にも大きく影響します。第４版ではこれらの各改正を反映。保険法制度全体を説くスタンダードテキスト，学習者から保険業界関係者まで広くおすすめします。
目次
第１章 保険法総論
保険制度／保険取引の特色／保険監督／保険契約と保険法
第２章 保険法の基礎理論
はじめに／保険経営上の原則と保険法特有のルール／保険法特有の強行法的規整／保険と代位──保険法と損害賠償法の交錯
第３章 損害保険
損害保険契約の内容──一般的内容／損害保険契約の内容──損害保険の特色／損害保険契約の成立／保険料の支払／損害保険関係の変動／損害のてん補／保険契約の終了／保険担保／責任保険／自動車保険／海上保険
第４章 生命保険
生命保険契約の内容／生命保険契約の成立／保険料の支払／保険契約者・保険金受取人の変更／危険の変動／保険金の支払（保険給付）／生命保険契約の終了／生命保険契約の多様な利用方法／生命保険契約から生ずる権利の処分・担保化・差押え
第５章 傷害疾病保険
総 説／傷害保険契約の内容／契約の終了／傷害疾病保険と保険代位／保険給付と損害賠償金の調整／疾病保険契約の内容／道徳危険とその対策
