内容説明
江川が投げ、高見山が受ける。田淵、門田のバットがうなる……。超重量級球団・ヒポポタマス誕生! クタバレ管理野球を旗印に、セリーグに新加入! 奇想天外な痛快野球小説! ★ヒポポタマス球団が誇る超弩級豪快無比ラインアップ=1番ショート・香川伸行、2番セカンド・ピート・ローズ、3番キャッチャー・高見山大五郎、4番サード・田淵幸一、5番ファースト・水谷実雄、6番センター・杉浦享、7番レフト・門田博光、8番ライト・宮城弘明、9番ピッチャー・バレンスエラ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Gamemaker_K
5
古本屋で思わず購入。NPBがプロ野球と呼ばれていた一昔前に書かれた、架空の球団ヒポポタマスによるハチャメチャストーリー。実在の選手を実名でバンバン登場させているなど今の世では出版できないだろうなと思いつつ、童心に帰った気分で楽しく読了。・・・ヒポポタマスは太めの選手で構成されたチーム(キャッチャーは高見山)だが、今だったらソフトバンクの山川とか西武の中村くらいしか加入できないんじゃないか? ほんと肥えた選手って少なくなったなと思う。2025/02/13
西澤 隆
4
「野球崩壊」読了直後になんとなく思い出した。四半世紀前、でぶ選手ばかりを集め、高見山も加えた超弩級球団の顛末は、ドタバタながら自分たちのことしか考えず野球を面白くエキサイティングにするための努力をなかなかやらない日本球界への強烈な毒言でもある。NPBに見切りをつけての新リーグ結成。なにかあると脱退をほのめかす巨人が既に不人気球団である今、これくらい強く出られるニューカマーがいると、いろんな改革ができるのだろうなあ。一つ難を言うとすれば、守備位置で「田尾(西)が中、平野(中)が右」はない。絶対逆だよ(笑)。2018/06/28
たーくん
4
再読。超重量級球団ヒポポタマス誕生!クタバレ管理野球を旗印に、セリーグに新加入…奇想天外な痛快野球小説。 2017/09/19
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
1998年6月9日再読
カンパネルラ
0
実在のスポーツ選手が出て来る架空のプロ野球球団の破天荒な話。かなり無茶のある話ではあるが、まぁまぁ楽しめる2005/05/19