HJ文庫<br> 異世界でタコ焼き屋はじめたけど、わりと簡単につぶれた

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HJ文庫
異世界でタコ焼き屋はじめたけど、わりと簡単につぶれた

  • ISBN:9784798619460

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内容説明

河川敷で生活する男の名は暁平助。転移した異世界でたこ焼き屋を開業し、一山当てた時の人だ。しかし、ある事件により事業は頓挫。瞬く間にホームレスに。そんな平助が一日の糧を賭け、バーガー屋のゴミ捨て場でカラスや野良犬と激闘を繰り広げていると、凛とした女性の声がかかる。「お久しぶりねご主人様。しばらく見ない間に愉快になったじゃない」実業家時代に拾った奴隷メイド・サーファイアとの再会が、最底辺から始まる人生逆転劇の幕開けとなるのだった……!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サケ太

22
読みやすい料理もの人生逆転コメディ。異世界に転移した主人公平助は、たこ焼屋を開業し財を為す。しかし、ある出来事から転落。ホームレスとして厳しい現実と戦う彼の前に現れたのはかつての奴隷少女。料理ものだけど料理ではあんまり戦わないという珍しい路線。なんだかんだで真っ直ぐな平助。可愛いサーファイア。優しいルビア。話すだけで面白いイルラス。良いキャラが揃っている。ラストのシーンは主人公が最も見たかったもの。己の腕を卑下していてもその顔を引き出せるということはやはり素晴らしい料理人。イラストメチャクチャ良いです。2019/05/31

しまふくろう

19
【試し読み】表紙も挿絵も大変すばらしい。どの女の子も可愛らしくて大変結構だった。 物語は王族とのトラブルが原因で全てを失った主人公が再起する話。再就職先とそのライバル店の対決がどうなるか、という所で終わってしまったので続きが楽しみ。2019/06/02

真白優樹

17
転移した異世界でたこ焼き屋を開くもお姫様の怒りを買い潰されてしまった青年が、かつてのメイドと再会し始まる這い上がり物語。―――例え何を失っても、売ってはならぬ芯がある。 特許が無いからレシピを真似されたり、為政者の我儘一つで潰されたり。異世界ゆえの世知辛さが身に冷たい風を運んでくるも、諦めずにもがく主人公の姿に元気をもらえる、そんなエンディング後の世界が描かれる、珍しい視点の目新しい面白さがある物語である。 もう一度初めから進みだした青年は今度はどんな成功を収めるのか。 次巻も須らく期待である。2019/06/04

わたー

15
【試し読み】異世界でタコ焼き屋により財を築いた青年実業家の主人公だったが、とある事件によりホームレスへと身をやつしてしまう。ゴミ捨て場で残飯漁りをするまで落ちぶれた彼が、最底辺からの成り上がりを目指す物語。王族の気分次第で店が取り潰されたり、アイデアやレシピはすぐにパクられたり、住む場所だってままならなかったりするシビアな世界観ではあるものの、コメディタッチに描かれているので悲壮感を感じさせない読後感になっていた。ルビアやサーファイアなど、これからどんどん輝いていくであろうヒロインたちも良かった。2019/05/28

こも 零細企業営業

12
異世界に彷徨って、店で成功して絶頂になってたら王族に店を潰されてホームレスになる斬新なスタート。 最後は笑顔ってのがいい。 続くのか?2019/08/03

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