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内容説明
読むと経済学者・官僚が困る本ナンバー1
平成の過ちを繰り返さないために!知っていますか?税金のこと、お金のこと。経済常識が180度変わる衝撃!
第1部 経済の基礎知識をマスターしよう
1.日本経済が成長しなくなった理由
2.デフレの中心で、インフレ対策を叫ぶ
3.経済政策をビジネス・センスで語るな
4.仮想通貨とは、何なのか
5.お金について正しく理解する
6.金融と財政をめぐる勘違い
7.税金は、何のためにある?
8.日本の財政破綻シナリオ
9.日本の財政再建シナリオ
第2部 経済学者たちはなぜ間違うの?
10.オオカミ少年を自称する経済学者
11.自分の理論を自分で否定した経済学者
12.変節を繰り返す経済学者
13.間違いを直せない経済学者
14.よく分からない理由で、消費増税を叫ぶ経済学者
15.経済学は、もはや宗教である
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アベシ
80
なんと言えばいいのでしょう?この信用貨幣論ってやつ。別に経済界にお世話になっている訳ではないのに、なんとなくこんなんでいいの?という気持ちが頭の隅にある。貨幣が負債からスタートするというひどく単純なことが”目からウロコ”なのだろうけど、えっ!それが答え…。でも、とってもおもしろく、まっしぐらにエンドまで一気に。そうかまだまだデフレ脱却するのに財政赤字がたりないのかと納得していました。そうするとアベノミクスはやっぱり第三の矢が問題だったんだ。もっともっと政府支出を増やしていいんだ。やるべきことは余りに多い。2020/01/26
ひこうき雲
71
日本はなぜ間違ったのか─デフレとはまさに合成の誤謬の典型。個々の合理的な行動の積み重ねが全体として好ましくない結果をもたらしている。ここまで言うなら財務省や日銀、経済学者達と一度論戦して下さい。 一つだけあれっと思ったこと(P161)。「2017年の法人企業統計によると、企業の内部留保(現金)は200兆以上と過去最高を記録しました」これはミスリードを招く。内部留保=現金ではない。内部留保は会社の資産どのように調達したかを示すもの。資産は現金なのか不動産なのか株なのかわからない。2020/08/10
belalugosi6997
68
涙が溢れ、驚き、唖然とする、本当に感激した。銀行が貸し出しする時は個人や企業の預金から捻出すると思っていたがそうではなく、額面に記帳すればここに貨幣は創られる…。てことは、借金の額も、貸借表も、民間貯蓄も関係ない。そこは借手の返済能力が制約条件だ。つまり金融緩和をしても借手がいなければ効果はないのである。とどめは、「白川総裁を銃殺にしろ!」クルーグマン談や「白川は中韓の犬、討て」上念司氏談も間違えだった。白川氏は正しかった。まさか白川氏に土下座をする日が来るとは夢にも思わなかった。今年のベスト著書です。2019/05/24
速読おやじ
65
主流派経済学を徹底批判。デフレ対策のところは、確かにどれだけ黒田バズーガ砲を放っても全く目標インフレ率に達しないところを見ると、財政支出拡大、減税、保護貿易、規制強化など大きな政府を目指さないといかんのではないかと思う。じゃあ財政健全化はどうなるんだという疑問に対しては、自国通貨で国債を発行している限り、破綻はあり得ないという現代貨幣理論=MMT理論を持ち出してくる。とはいえ、ハイパーインフレを肯定しているわけではなく、そうなるリスクは限りなくゼロだと主張するのだ。余りにも分かりやす過ぎて、気持ち悪い(笑2019/11/04
健
54
『富国と強兵』から「現代貨幣理論」を取り出して分かり易く解説した書。財政に対する考え方が根本からひっくり返るけど、分かり易く論理的に書かれているのでこっちの方が正しいと思えてくる。金融緩和だけではインフレ誘導できない点も納得。税金の考え方はコペルニクス的転回だ。ただ、円建て国債を発行し続けても買い手がいて金利が上昇しないのは、円が信用されているからで、日本の科学技術力の高さに支えられているのだから、デフレ対策の「産業保護」「規制強化」は違うんじゃないだろうか。兎に角、多くの人に読んでもらいたい本だ!!!2019/05/31
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