仮想通貨3.0

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仮想通貨3.0

  • 著者名:マルク・カルプレス【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2019/05発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065150382

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内容説明

刊行の言葉(著者より)「2014年2月、マウントゴックスは何者かによってハッキングされ、多額のビットコインが消失する事件が発生してしまいました。そして、警察と検察は消失の原因もはっきりしないまま、とりあえず私を逮捕したのです。裁判の結果、私の無実は証明されましたが、本当につらい体験でした。仮想通貨の素晴らしさと恐ろしさを両方知り尽くしている私だからこそ、皆さんに語れることがあります。いや、語るべきことがあります。そう思って本書を執筆しました」刊行の趣旨(出版社より)サトシ・ナカモトという謎のプログラマーが開発したビットコインは、世界の投資家を熱狂させ、「億り人(おくりびと)」と呼ばれる大金持ちも生み出した。しかしその後、ビットコインの価値は乱高下、投資家は一喜一憂どころか、天国と地獄を見ている。天才は天才を知る――おそらく著者のマルク・カルプレスは、サトシ・ナカモトの考えたことを、世界でいちばん理解している。だからこそ、マウントゴックスという世界で最初の「仮想通貨取引所」を運営し、大きく育てることができたのだ。ハッキング被害、そして逮捕という大きな災難を経て、マルクが我々のもとに帰ってきた。彼は言う。「いろいろ嫌な思いをしてもなお、こうして本を執筆したのは、ビットコインひいては仮想通貨を正しく理解している人があまりに少ないからです」正しい知識もなく投資をするほど恐ろしいことはないし、ルールがわかっていないと勝てる可能性も低くなる。本書は、世界でいちばん仮想通貨に詳しい男が初めて書き下ろした、決定的指南書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takehiro

11
仮想通貨の技術的な話よりも、当時の各国の取組みなどが面白い。2014年に起きたマウントゴックスの仮想通貨流出の話は当事者だけにとても詳しく書かれている。2021/12/18

hyde

9
仮想通貨の歴史の大きな事件について理解できた。2021/06/08

おかでぃ

4
仮想通貨のリスクとメリット、将来性について調べたくて読んだ。 いまの仮想通貨では今後通貨として使用されるのは難しいかもしれないとわかった。ただしその技術はきっと使われていくと思う。 現在所持している仮想通貨の値動きを見ながら今後の発展に期待しよう。2019/09/18

ががが

3
著者の経歴がとにかくユニーク。読み書きより前にプログラミングを始め、ビットコインの仮想通貨交換所を黎明期に設立して世界最大の仮想通貨取引所にまで育て上げるがハッキングに遭い破綻。果ては通貨の記録を改ざんしたとして逮捕されるも裁判で無罪を勝ち取る、と波乱万丈の人生を体験した著者が語る仮想通貨。理念としてのビットコインは中央に依らない通貨によって経済を大きな力から解放されるために発明されたものだったが、現状その理念は潰え、新たな仮想通貨のあり方を模索する時期に来ているのかもしれない。2022/11/11

hiromitsu kakudo

3
仮想通貨の仕組みと成り立ちがわかりやすく説明してある。特にビットコインについては、思っていたよりもしっかりとした背景と思想、技術のもとに作られたものだと理解できた。昨今、脱炭素が叫ばれる中、仮想通貨のマイニングが問題視されているが、その理由がよく分かった。現状、技術と利便性、自由の裏には膨大な電力消費を孕んでいて、更なる進化が望まれる。仮想通貨はその一例かもしれないが、今後、ますます国家や国境といった中央集権的なものの縛りがなくなっていくと思われる。一人の自分に立ち戻り今一度何を為したいか見つめ直したい。2021/05/23

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