内容説明
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SAPはリアルタイム経営を実現するERPパッケージとして広く利用されています。しかし、複数のモジュールを理解し、プロジェクトの中心となる力をもったSAP技術者は不足しています。本書は、SIerと情シスのためにSAPの導入と運用について基礎から解説した入門書です。どのような知識が必要か、どのような仕事をこなしていけばよいのかなどをイメージしやすく解説しており、SAPの全体像がわかります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
5
全体を掴むという点では非常に優れている本。SAP関連の本は和書が少ないが、英語の書籍でもなかなかこういうものは見当たらない。2019/02/11
あんさん
3
仕事上の基礎知識として。過去にR3レベルで少し触れた程度だったが、こんなにモジュールがあったのかと再認識。これを使いこなすのにビジネスプロセスをどうしたいか、あるいは、こんな姿になりたいからこう変えていく、という大きな絵が必要なんだろうな。次はそんなビジネス側からの本を読みたい。2022/03/09
a__ymd
1
SAPに関わる事になったのでこちらの本も読んだ!SAP、システム導入初心者は手元に置いておく価値あり!2023/01/22
lisa
1
SAP関連の日本語本は少ないので、SAPの全体像を掴むのには良いと思うが、主に開発者向けに感じた。SAP導入の際はToBeを明確に。SAPのERPパッケージを元にAdd-on開発をする。月次処理とは、残高確定のための月次調整で外貨評価などがある。SAP HANAの導入で プログラム実行時間の短縮とパフォーマンスの改善が期待できる。2022/04/02
Mugi_Negi
1
SAPの全体像がよく分かる、新人からベテランまで一度は読むべき本。オペレーションはさすがにERPがベースとなっている印象だが、S/4 HANAのデータベースの仕組みや、Ariba、Concurといった周辺ソリューションの説明まで組み込んでくれている。またデータベースやABAPの基礎ではあるがアプリ側からすると専門外の部分の説明が嬉しい。2018年刊行なので比較的新しいが、この界隈技術がすぐ陳腐化するので、気になっているならさっさと読むべき。2021/05/05