内容説明
不倫騒動で週刊誌に叩かれ左遷された女子アナ・貴子は投げやりな日常を過ごしていた。だが、取材先の南の田舎町でひょんなことから「消えようとする伝統の祭り」を再興させるために奮闘することになっていく。ままならぬ日常に元気を与える、夏帆主演、2019年3月9日公開映画の原作本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
88
鹿児島弁のタイトルを見て、どんな本なのだろうと手に取ってみましたが、ちょっともの足りなかったかな。映画の脚本から起こした作品とあったので、映像で見るともっと感じるものがあったのかもしれません。小説はさらっと通り過ぎてしまった感じです。舞台となった大隅半島は、同じ鹿児島でも薩摩半島出身のわたしは行ったことがありません。メンタルマップではかなり遠いところで、登場する地名もお祭りも初めて目にするものでしたが、鹿児島弁とおおらかな人柄は故郷のものでした。2020/05/31
菜食主義@目覚めの刻!
10
「きばいやんせ」ってなつかしいなぁ。昔、5年ほど鹿児島に住んでいたんですけど、なんとも温かくてのどかな良い所でした。ただ、地元の方々の言葉とあの独特なイントネーションがすごい不思議な音楽のように感じたのを覚えています。ということで、この題名をうたったことでこのお話は半分以上終わっているのではないでしょうか?ストーリー自体はそれなりに面白くもあり、変な嫌味もなくというところでした。でもこのお話は鹿児島の大隅地方のへんぴな町で、しかも「かごんま弁」で語られるっていう設定が一番のミソですよね。2020/05/08
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3
映画の原作本って書いてあるんですけど、ノベライズじゃないんですかね?ぺらっぺらに薄いお話でした。余韻も深みもありゃしない。2019/06/13
gontoshi
2
何か元気をもらえる物語です。 今あるところで全力を尽くすしかないのでしょうね。2022/05/27
トノ
1
途中まで主人公の貴子のふてくされぶりが凄すぎて好かんかった。でも、キャスター時代に不倫した男がテレビに出て何事なかったようにやり過ごし、貴子が全て悪いように扱われ部署させられたらそうなるのかもしれないなと思う。そんな貴子が昔、住んでた鹿児島で亡くなったお父さんの面影と同級生の太郎の思いから自分の在り方を見いだしてもう一度きばろうとする物語。 2023/08/31
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