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内容説明
どうすれば、自走するコミュニティをつくり、大きく育てていくことができるのか?
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)大成功の立役者が、そのノウハウを初めて明かす!
「コミュニティマーケティング」とは、商品やサービスのファンを募ってコミュニティを形成し、そのコミュニティを通じて、さらに顧客を拡大する仕組み。
たとえるなら、ターゲットを定めて1個の球を投げ、波及効果ですべてのピンを倒していくボーリングのイメージである。
この「1番ピン(ファーストピン)」に相当する人たちを見つけ、コミュニティをまわしていくにはどうすればよいのか。
めざすのは、“リアルとネットの無限ループ”で、新しい人をどんどん巻き込み、コンテンツを生み出し続けること。
「Sell To The Community(コミュニティに売る)」ではなく、
「Sell Through The Community(コミュニティを通じて売る)」。
本書は、今、IT業界のみならず、さまざまな業種で導入されている新しいマーケティング手法を、その第一人者が徹底解説。
実体験に裏打ちされたノウハウとともに、これからの働き方・生き方を指南する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はふ
9
大量に広告を打ち出すマスマーケティングの時代は終わりを告げ、コミュニティマーケティングの時代に移ろうとする過渡期に私たちは立っている。多くの情報に溢れた昨今、マスマーケティングで商品を伝えるのは難しい。そこで著者が実践しているコミュニティマーケティングの力が発揮される。コミュニティを形成し、商品のファンを作りコミュニティに関わる人が率先して商品の良さを内外に伝えていく。商品を提供する側が宣伝をするのではなく、商品のファンが宣伝をする事で、コミュニティが益々広がり、ビジネスの可能性を格段にに拡げてくれる。2022/06/29
ゆ
9
コミュニティマーケティング第一人者による、コミュニティを育てるノウハウと、コミュニティを活かした自身のパラレルキャリアの実践を紹介。熱狂するほどの商品やサービスがあってこそのコミュニティだが、コミュニティが自走するために、種火だけでなく、燃えやすいフォロワーを集める焚き火理論など、マーケティング以外にも参考になる点が多く感じた。 2022/03/13
westwing
7
売る側が、自らをリコメンドするのは、響かない。sell through the communityを実現すべく、熱量の高い人に集まってもらうよう関心軸を規定し、連鎖、成長しながら自走する。ターゲットとなるピンに球をあて、その波及効果で、全てのピンを倒す。全てのピンを倒せるようないいコミュニティには情報を発信していくことが、自分のプラスになるというメリットに最初から気づいている人達が中心にいる。オフライン、コンテキスト、アウトプットの3つのファーストを実践する。大事なのは、関心軸をはっきりさせること。2019/05/02
前田まさき|採用プロデューサー
5
■コミュニティ活動には、金銭的な報酬が発生するわけではない。コミュニティのメンバーのインセンティブも、金銭にあるわけではない。むしろ「自分ゴト」として、楽しんで情報発信してくれる ■「Sell Through The Community」人は自分のお気に入りのもの、自分が知見を持っているものについては、薦めよう、拡げようとするもの。その人たちを通じて、製品の情報が自律的に発信されて拡散していく ■一度できあがったコミュニティを後から変更することはできない。初期メンバーが極めて重要2022/03/27
tuppo
4
ファンがいないということは何か問題がある。自走を常に追い求める思想がすごく参考になった。特にコミュニティを実際に責任を持って立ち上げるときの知見に満ちていて読んでいると自分でやったかのような感覚。2021/08/25